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渋沢栄一の“論語と算盤”に関する新聞記事がありました。
2021年09月28日
過当競争、貧富の差の拡大など、資本主義のあり方が問われている中で、明治・大正時代、日本の経済の発展に大きな業績を残された渋沢栄一の経営哲学が見直されています。
考えてみると、規模は違いますが、「宇部方式」の基礎を築かれた、福原芳山、紀藤宗介(共同義会初代会長)、渡邉祐策等の方々にも同様な経営哲学があったのではないかと思われます。
ちなみにこれらの方々の生年と没年は、渋沢栄一1840~1931、福原芳山1847~1882、紀藤宗介1841~1925、渡邉祐策1864~1934、紀藤閑之介1869~1961です。なお宇部の場合、炭坑の管理と地域貢献のため結成された共同義会(1886~1950)が大きな役割を果たしたようです。
齋藤幸平「人新世の『資本論』」は持続可能な文明構築のためには
現代の「資本主義」の見直しが不可欠であるとしています。
その見直しは、簡単なことではなく、長い年月を経て身についてし
まった我々の価値観を変えなければ、無理なように思われます。
またこの点については、稿をあらためて考えたいと思います。
Google Earthで渋沢栄一の生家の辺りを見てみました。
武蔵の国の血洗島という地域のようですが、近所にある渋沢栄一記念館の住所は埼玉県深谷市下手計1204となっていて、刺激的な地名なので、今は使われていないのかも知れません。
ついでにGoogle MapのStreet View より屋敷内や、裏の小河川の写真を示します。
Google Map で渋沢栄一の生家を上から訪れてみましたが、さすがに立派な屋敷ですね。
同じく、Google Map のStreet View 玄関を入った辺りの写真です。
いくらか、実際に訪問したような気になります。
ご参考までに今年の大河ドラマ「青天を衝け」が始まった頃、投稿したブログは以下です。
http://ubekuru.com/blog_view.php?id=5688
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