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食品リサイクルのためのバイオガスシステムの検討が始まりました。

2017年03月01日

続く2月25日は、同じく市民環境部主催の、食品リサイクルループ推進シンポジウムが図書館の2階でありました。

図書館のこの会場は初めて、行きましたが、ほどよい広さで、なかなか使い勝手がよさそうでした。

宇部市のごみの量は、人口が減少している割には減らないで、事業系ごみが漸増の傾向があります。

ごみ処理経費は、年間18、19億円がかっています。1人あたり年間で11500円の費用を使っているということです。


今後、ごみの量を減らすのには、後述するように、生ごみを減らすことが、一番有効です。

これまで、宇部市では、生ごみの水切り運動を提唱してきましたが、今年度、単独事業で、生ごみのバイオガス化の実証試験を行うことになったようです。民間の実施受託業者として、リサイクル企業として知られる、(株)アースクリエイティブが取り組んでいただけるとのことです。

まずは小規模の実験からスタートする予定ですが、家庭系も一部モデル地区として際波台で、すでに生ごみの分別収集の試行が行われたようです。

今回のシンポジウムは、この分野で先端を行く大木町の取組を学ぼうという趣旨で企画されたようですが、これについての詳細は次のブログに記載します

ところで、生ごみや、ウンコやシッコは、食べ物由来の廃棄物ですが、これらを土に還すことは、循環型社会の根本です。

今の、日本ではあまりにこのことが軽視されています。
この循環がないがしろにされると、農地でつくられる作物だけでなく、回り回って海の魚介類や、はては我々自身の身体の健康まで、影響を及ぼすのではないかと、私は考えています。

「うべっくるブログ」では、1記事に写真5枚の制約があり、とりあえず、宇部日報に紹介された記事と、境公雄大木町副町長がプレゼンで示された、資料の一部を先に上げておきます

左下のグラフですが、生ごみ分別収集後の大木町のごみの量は、生ごみを分別すると、43%に減少したことがデ^タで示されています。

生ごみがいかに大きな割合を占めているのかがよくわかります。

同じく、次のブログ記事の1枚として、境副町長が示された図を、先に掲載しておきます。非常に参考になる図だと思います。

生ごみとし尿、し尿浄化槽汚泥が一緒に処理されていること、嫌気性処理をして、バイオガスを燃やして発電に使ったあと、残った液部と汚泥は一緒に液肥として有効利用されていること、右下の水処理の処理水は、再利用されています。

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