ホーム  > お知らせブログ - 銀天エコプラザ > 2月2425日の宇部市主催の重要なシンポジウムが続けて開催されました。
うべっくる
イベントカレンダー
2024年11月
12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
今月のイベントを見る
お知らせブログ
環境イベント情報募集中!

宇部市環境学習ポータルサイト「うべっくる」では、山口県宇部市で行われる環境イベント情報を募集しています。環境イベントに関する情報はこちらからお知らせ下さい。イベント情報を知らせる

-------- 2024年 --------

▼ -------- 2023年 -------- ▼

▼ -------- 2022年 -------- ▼

▼ -------- 2021年 -------- ▼

▼ -------- 2020年 -------- ▼

▼ -------- 2019年 -------- ▼

▼ -------- 2018年 -------- ▼

▼ -------- 2017年 -------- ▼

▼ -------- 2016年 -------- ▼

▼ -------- 2015年 -------- ▼

▼ -------- 2014年 -------- ▼

▼ -------- 2013年 -------- ▼

▼ -------- 2012年 -------- ▼

▼ -------- 2011年 -------- ▼

宇部市の環境学習施設
銀天エコプラザ ときわミュージアム 体験学習館「モンスタ」 アクトビレッジおの
銀天エコプラザ お知らせブログ

2月2425日の宇部市主催の重要なシンポジウムが続けて開催されました。

2017年03月01日

2月5日、24,25日と、宇部市は、省エネ低炭素、生物多様性、循環型社会形成の3つのテーマで、意義のあるシンポジウムを開催されたことになります。市民環境部なかなか頑張っていると思います。

24日は平成25年3月に策定された宇部市生物多様性地域連携保全活動計画に基づいて、すでに平成25年度から生物多様性応援団が活動をしている。当初、民間団体が事務局機能を担うことが期待されたが、かなわず、市の環境政策課が事務局を担当している。

生物多様性市民会議はこの活動をより広く活性化するために、企画されたもので、平成28年1月にアクトビレッジおので第1回が開催されていて、今回が第2回目の開催になる。

会場にはかなり多人数が参加し、日頃見かけない若い人達も多く見られた。おそらく企業関係からの参加も多かったものと思われる。

生物多様性に限らず、環境の他分野や、その他ほとんどの分野でも、市民協働による行政負担の軽減が期待されているものの、現実には、どこともに簡単ではない状況がある。

ゲストスピーカーとして、アサヒグループホールディングスの松岡洋一郎さんがアサヒの森の森林管理と生物多様性の保全の取組について、紹介された。

アサヒビールの社有林「アサヒの森」は、広島県庄原市と三次市の大小15ヵ所に点在しています。その総面積は2,165ヘクタールもあるそうです。https://www.asahibeer.co.jp/asahi_forest/

元々は、ビール瓶の王冠の裏に輸入コルクが使われていましたが、国内でまかなうためにアベマキの木が多く見られた山を購入されたのがはじまりで1941年からの歴史があるようです。アベマキの木の皮からつくられる予定でしたが、実際には使われずに済んだとのこと。

「アサヒの森」は全山が森林法に基づく「水源かん養保安林」の指定区域となっているほか、一部が「ブナ林自然環境保全地域」「神之瀬峡県立自然公園」などの指定を受けているそうです。

森林組合や、木材加工会社と連携して、林業施行もしているとのことです。

松岡さんは、社内に募集があったときに手を挙げて、いまの部署につかれたようですが、これらの活動は生物多様性保全や環境学習の場の提供等を通して、同グループのCSRの重要な柱になっています。

地元からは、3つの取組が紹介されましたが、そのうち野鳥保護の会の原田さんは、県の準絶滅危惧種であるオシドリの越冬地として、国内有数の場所になっている、小野湖のことを話されました。

オシドリの年度別飛来数のグラフを示されましたが、その年のドングリの実の成り具合によって影響を受けると言うことです。

また、環境省の絶滅危惧Ⅱ類であるトモエガモも多く見られ、オシドリと共存するのは大変珍しいどうです。アクトビレッジおの周辺での、人間活動も彼らの生息環境を損なわない注意が必要と思われます。

日頃、気がつかないけれども、山口県には結構貴重な自然があるんですね。

里山ビオトープ二俣瀬をつくる会の会員であり、山口むしの会の会員でもある管さんは、自然観察隊を組織して、ビオトープ周辺を舞台に環境学習の指導をしておられます。

里山ビオトープの維持管理作業が、地元の方々の高齢化に伴い、年々難しくなっていることを訴えられ、企業の方々を含め、幅広い支援をお願いしたいとされました。
ビオトープのシンボルである水車もいまは故障で動かなくなっていますが、この補修にも費用がかかるので支援が得られればとのことでした。

閲覧数 1902 コメント 0
コメントを見る・投稿する
この記事のURL: http://437338.fd6au1zn.asia/blog_view.php?id=4411

◆ 現在、コメントはありません。

この記事へコメントを投稿します。

名前

コメント ※必須

画像認証 ※必須

画像に表示されている数字を、左から順に下に入力してください。

(上に表示されている数字を左から順に入力してください。)



ページの先頭へ