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「ひとづくり・地域づくりフォーラムin山口」で貴重な小冊子をいただきました。

2023年02月23日

先日の「人づくり・地域づくりフォーラムin山口」初日セッションで
会場を回った折、思いがけず貴重な小冊子をいただくことができました。

この本の出版の経緯は、荒木佳奈さんのお母様山本郁子さんが目次の後に書いておられる通りです。

熊野 讓さんの2020年5月6日のFBによりますと、以下の様に書かれておられます。
「中学時代に僕は彼女の国語の担任でした。本当に誰からも一目置かれ、誰からも好かれ支持される生徒会長でした。人としての器が違うという感じでした。
下関西高から広島大学教育学部へ進学、下関の小学校の講師を務めたのちに佐賀市の小学校講師に転じます。その間に結婚して荒木姓になりました。
佐賀県立養護学校の教員になりますが、難病の潰瘍性大腸炎、慢性活動性EBウイルス感染症を得ます。
闘病のために休職、骨髄移植を受けるものの薬剤の副作用などで様々な病気を併発、教職を辞します。
京都大学病院での肺の生体・ドナー移植を待っている間に肺炎が悪化し帰らぬ人となりました。」

佳奈さんのような先生に教えていただいたこども達は幸せです。

佳奈さんに抱かれた愛猫ミュウの絵もシンプルでとても味わいのあるものです。

今日大事な仕事があり、未明目が覚めて寝られなかったとき、この絵を見て、しばらく読んでいたら、なんとなく心がおちついて、あと1,2時間寝ることができ、新しい子猫が家にやってくる夢を見ました。

Kananowa理事長の前田亜樹さんは、「教育とは 思いのあるすべてのおとなができることなんですね。」という言葉通り、地域の人を活かし、こども達により多くの体験をさせる実践を続けておられるようです。

意識がなくなる数日前に佳奈さんが書き残されていたとのことです。

装丁もよく、佳奈さんのことだま、多くの人の心に響くものと思います。 (文責:浮田)

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