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新型コロナmRNAワクチンについて考える(その2)

2022年09月12日

10月以降、オミクロン対応型のワクチンの接種が予定されています。

モデルナのワクチンの抗体生成の効果を接種前後で比較したものとして、武漢株には有効ですが、オミクロン株BA.1いくらか有効ですが、BA,4/BA,5に対してはさほど効果が期待できないとされました。
オミクロン株は変異が早く、今はBA.5になっているそうです。

 東北有志医師の会が、オミクロン株対応ワクチンは打たない方がいいと云われる理由として、一つは江血液中で、スパイクタンパク質と抗体が混じり合うと大きな抗原抗体複合体の塊ができ、これが血栓形成の原因になること、二つ目はオミクロン型スパイクタンパク質は結合部位に多くの就職が起きており、予定されているワクチンでは十分な抑制が出来ないということを上げています。

 もう一つ大きな問題としては、3回目の以降の追加接種後、細胞性免疫が働くが、それが過ぎると、様々な臓器の健全な機能を損なう可能性もあるということです。

スパイクタンパク質が身体中にまわると、これら臓器の細胞内にも一部入り込んで、細胞免疫の対象になります。動画で示された、上の図のような状態です。

これら臓器の本来の機能を損なうことを防ぐために、このような免疫を抑制することも必要になります。そうなった場合は、下の図に示されるように、感染症全体に対する免疫が弱くなり、また、がんの進行を促す可能性もあるとされます。

 免疫抑制が起きることにより、接種後の2週間は返って感染しやすくなったり、中和抗体レベルが低下すると、非接種者より感染しやすくなることが示されています。

 本来我々が持っている、感染防御機構はずいぶん複雑、緻密にできていると驚きます。

 人間の浅知恵が思わぬ結果を生む可能性のあることに十分な注意が必要だと思います。

 しかしこの度の新型コロナウィルスのパンデミックに対応するために動物実験も感受性の高いハムスターではなく感受性の低いラットで行われていること、人体に対する治験が十分行われないまま、使用されることになり、とくに健康な人々にも接種したことは、問題であるとされました。
(その3に続く M.U.)

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