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マイクロプラスチック海洋汚染問題についてまとまった記事。昨年12月セミナーパークでの講演の一部訂正も
2021年07月12日
https://frontier-eyes.online/microplastics-environment-issues/
マイクロプラスチック問題の発生要因と深刻な影響 Frontier Eyes Online 三浦 充美 2021-07-09 コンパクトによくまとまっていて、大変参考になります。ご一読下さい。
その記事の中で引用されている、環境省による以下の情報も日本近海のプラスチック汚染について非常に参考になります。是非ご一読ください。
http://www.env.go.jp/water/marine_litter/00_MOE.pdf
海洋ごみとマイクロプラスチックに関する環境省の取組 平成28年12月10日 環境省 大臣官房審議官 早水輝好
ところで、7月8日にひとづくり財団の環境活動等実践講座で「循環型社会におけるごみ処理のあり方」を話させていただきました。
その準備の段階で、ごみ処理とSDGsの関係については、主として関係するゴール12の作る責任・つかう責任の、目標と指標を吟味してみましたが、随分認識が不十分な印象を受けました。
ごみ処理の話をするときにいつもつかう、モノをつくり、売り、つかう動脈産業と不要になったごみを処理循環させる静脈産業の著しいアンバランス。植物が有機物を生産し、ヒトも含む動物や微生物が分解無機化して循環させる自然生態系のシステムと大きくかけ離れた人工的なシステムの改変を考えなければとても持続可能ではないという認識がほとんど感じられません。
ただ、世界的に見ると、、プラスチックによる海洋汚染問題に対する危機感は、地球温暖化の問題とともに、大きく認識されており、日本が遅れを取っている印象を受けました。
日本の現状を見ていると、容器包装プラスチックだけ取り上げても、つくり、売る立場が主体で、適切丁寧に分別して、リサイクルしていく立場にはまだまだ配慮が不足しています。
製造段階、流通段階で、もっと抜本的な対応が必要であると思います。
なお、昨年12月セミナーパークで話させていただいた講演の中で、マイクロプラスチックに関連して、誤ったメッセージを発信してしまっていたことが、今回の講演の準備中に分かりましたので、謹んで訂正いたします。
つまり、膝掛けにつかっていた短繊維の毛布から、簡単に小さいほこりがすごく派生する動画を示し、外で干して叩いたりすると、マイクロプラスチックとして、待機中を拡散するおそれがあるというメッセージでした。
しかし今夏の蒸し暑さで、ネコノミが大量発生し、かなり長期に亘って格闘する中で、短繊維の毛布を手洗いで洗濯して、そのゆすぎ水をビンに採ってみると、小さい濁りが大量に見えたので、びっくりしました。しかしその後、てっきり化繊とばかり思っていた短繊維毛布の品質表示を確認したところ、幸いなことにすべて綿100%でした。
化繊の毛布類については未確認ですが。とりあえず、大変安心するとともに、うっかり誤ったメッセージを伝えたことを深くお詫びいたします。(M.U.)
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