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まるで印象派の名画のような風景写真です。

2021年01月26日

ここで紹介する写真は、2012年度のJICA青年リーダー研修で宇部に来られたYa Inthavong さんのFBから引用させてもらったものです。

彼はパクセー教員研修大学に勤務されていたので、どの当たりにある町なのかグーグルマップで調べてみました。

おそらくメコン河の蒸留に位置するのかなと思っていましたが、以外に首都ビエンチャンより下流にあり、ラオスの南端に位置する町でした。

ストリートビューで見ると、道路沿いにはかなり森林が切り開かれているところが見られますが、少し郊外に出るとまだまだ自然が残されている感じでした。

アヒルや鶏は放し飼い、ですし、魚もおいしそうです。

鳥インフルエンザの心配はしなくていいでしょうね。

水牛の写真が多く紹介されています。

結構低緯度なので、さほど寒くないとは思いますが、水牛たちも、放し飼いの犬たちもたき火で暖をとっています。犬たちは残り火で、なんかほほえましいですね。

左上の写真は何かイモでも掘っているのかなと思いましたが、カエルを掘っていたんですね。
掘られたカエルは貴重なタンパク源として、料理して食べられるようです。

先週土曜日にセミナーパークで行われた環境学習指導者研修会で美祢市の田原義寛さんはカエルが雨のあと道路で車にひかれて死ぬ個体数を調べておられ、2019年は2018年の40%程度になったそうですが、2019年は水田の作付けがかなり減り、カエルの産卵場が減ったため、総数そのものが減っているのではないかと心配されていました。

私は35年前にタイに1年間住んだことがあり、タイ北部のメコン川を挟んだラオスとのゴールデントライアングル呼ばれるラオスとの国境、小さい川を挟んだミャンマーとの国境メーサイとメソットの2カ所を訪問したことがありますが、グーグルストリートビューで見てみると、やはり35年の変化は激しく、タイ側は随分都市化や開発が進んでいます。

ラオスの農村部のこのような牧歌的な風景が大切にされることを期待したいと思います。(文責:浮田)

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