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江戸時代の天才画家伊藤若冲の青春時代を描いたMHKのドラマを見ました。
2021年01月09日
正月2日江戸時代の天才画家伊藤若冲(1716~1800)の青春時代を描いたドラマを見ました。若冲に扮した中村七之助も、絵の目利きで親友となった相国寺の禅僧大典顕常を演じた永山瑛太もなかなかの名演技でした。
2016年のNHKの番組で生誕300年を記念して放映された「若冲 天才絵師の謎に迫る 」では、彼の独創的な技法が後の西洋印象派を100年以上先を行っていたことや、絹目の間に0.1mmの顔料を筆の毛先で置くことによって微妙な色合いを表現するといったような、すごい集中力で描かれていると解説されています。https://www.youtube.com/watch?v=3xnPRbBNwas
若冲は、動物や植物から発せられる生命力を感じ取り、絵にしたという点に興味を感じました。
若冲が10年間かけて大典との約束を果たし、動物や植物を描いた独特の絵30点と、仏画3幅を相国寺に贈ります。30点の絵は後に明治時代になって、廃仏毀釈政策のあおりを受けたためか相国寺が財政危機に陥って、明治天皇に献上し、それにより危機を脱したということです。右側の8点は30点のうちの一部です。
ドラマの中で、登場した伊藤若冲、円山応挙、池大雅は同時代、京都を中心に活躍した有名な画家ですが、彼らの絵と、肖像画をご参考までに引用して示しておきます。
円山応挙はドラマではやや蚊来る扱われていましたが、当時から3人のうちでは一番人気を博していたようです。ちなみに2番は若冲、3番が池大雅であったようです。
応挙の絵は若冲の絵と比べると、面で描いているので若冲に比べるとやや淡泊です。
池大雅も有名ですが、中国の南宋画の影響を受けています。
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