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2020年度第2回ESD研修会「学校支援における地域の役割」概要その2

2020年09月22日

二人目の渡壁さんは環境衛生連合会琴芝支部長で宇部市環境衛生連合会副会長でもある。
「ハチドリの心 環衛連琴芝地区の取り組み」として話された。ハチドリは20年前から、「ハチドリのひとしずく」という本があるが、もう20年も前から関心を持たれる方がいて、環衛連の活動にぴったりということで冠に使っている。
未来の環境をつくるためには、ハチドリの小さいことでも自分のできることをやるということから、拡がっていくと言う気持ちである。

お話の内容は、以下の通りである。
 1.コミュニティースクール(CS)との連携
 2.琴芝地区三世代クリーン作戦
 3.河川清掃と魚の放流
 4.放課後子供教室の開催(各団体)
 5.今後の課題

まず、コミュニティ・スクールとの連携であるが、琴芝小学校のコミスクでは絆部会、学び部会、心と体部会、環境部会の4つの部会があり、環衛連は環境部会に属している。
(環境衛生連合会支部が関わる部分が1/4以下であること、職員組織に直接環境部会に対応するところがないのが気になった。)

環境部会では、SDGsとの関連を意識しつつ、具体的には、緑のカーテン、段ボールコンポスト、生ごみの水切り、ポイ捨て禁止の啓発、道路他清掃作業、放課後教室、環境学習などを推進・実行している。
中でも、保育園、幼稚園、小学生、中学生など若い人達にしっかり伝えて行かなくてはならないと考えている。
南アメリカの先住民に伝わる、ハチドリのひとしずくの話はこども達の印象に残ると思われる。

今年も8月24日に「全国の道路を守る月間」に合わせて琴芝地区の主要道路の清掃活動を琴芝小学校、地区子供会育成連絡協議会と一緒に開催された。
河川清掃は塩田川、渡内川、真締川で春秋の年2回親子三世代で実施、魚の放流については、今年は中止になったが、塩田川でこども達とメダカの放流が行われている。

放課後子ども教室は各20団体が持ち回りで実施している。

最後に今後の課題として。今年はシンガタコロナ大流行で、大変試練の時であるが、SDGs達成のチャンスと捉えて、ESDの一歩前進、一人一人の人間革命一歩前進、世のため人のためが自分のためになる運動の一歩前進を図りたいとされた。

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