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いつも「ねばならない」に追われています。

2019年06月08日

新聞代金の集金の時にいつもいただく、私のまいにちという小冊子で、「家族にこそ、思いやりと共感がもっとも大切」というフレーズが目にとまり、読んでみました。

その通りと思う反面、いつも「ねばならない」と思う、典型的な昭和人間としては、それでいいのかなと思う部分がありました。

「人との関係は耳を傾け、相手の思いに寄り添うこと」はいつも大事なこととして気を付けなくてはならないと思います。

「ねばならない」のほとんどが、「昭和の遺物」、もしくは「昭和の強迫観念」と呼んでしまっていいのでしょうか。

豊かな時代になっても、謙虚な気持ちを忘れず、我慢するところは我慢して、頑張らなければならないのは、変わらないのではないでしょうか。

「今の時代は、頑張らなくても、・・・怠けていても、・・・生きていける。なにしろ衣食住が余っているのだから。」そんな風潮が、このままでは持続可能ではない、という時代の背景にあるのだと私は思います。

日頃、若い人達に伝えたいことがあっても、なかなか耳を傾けてもらえないのは、このような意識のずれがあるためと言うことは分かります。

でも今の時代、本当にみんなが、物事の本質を捉え、しっかり頑張って、社会や世界の在り方を考えないといけないと、私は考えています。

みなさまはどう思われますか。

もっと「人間らしい感情」や「自分らしい生き方」をしたいと思っていることは、理解できますし、その通りだと思います。それは贅沢では決してありません。

しかし、具体的にどのような生き方なのかについては、社会の状況、世界の情勢、環境の持続性などを、十分に考えた生き方を考える必要があると思います。

SDGsの時代、表面だけ着飾った虚飾の文化、食べ過ぎの食文化の見直しや、価値観の変革が求められている時代だと思います。使い捨ての生活が常識のような世の中になっていますが、もっと簡素な生活も、いいものかもしれません。

もっとも、いずれにしても、対人間関係でも、対ペットの猫たちとの関係でも、「愛」が基本だということは、確かなことのように思います。

わが家のネコたちも「食べる」ことしか関心がないと思う反面、最近、やはり心から愛情を示してやると、すごく喜ぶと感じることが重なってありました。   (文責:MU)

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