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里山ビオトープESD体験学習試行の報告第2報です。

2018年02月24日

一番奥の東屋の近くの場所を割り当てられたA班に同行して、その近くで自分もいくらか植物を集めてみました。

下の写真は高校生達が集めた植物で、頭の回転速い若い人達が協力してやれば、あらかじめ準備された写真集と照らし合わせて、かなり能率良く、種の同定ができるようですが、それでも実際はよく知っておられる指導者がいなくては、正確な同定は難しいように感じました。

こちらは、東屋から近くの小川に向かう畔道のところで採集した植物ですが、菅さんに名前を確認した2,3種類以外の名前は写真を見かえしてもよくわかりません。


ふれあいセンターに戻り弁当を食べた後、津島さんの指示のもと、グループワークです。

まず現場データの共有とそれに関する考察を話し合います。

現場での「つかむ」という段階に次いで、「考える」という段階です。

そして、班でまとまった、得られたデータとその意味あいについて、各班の発表を行いました。

やや指導が徹底しなかった面があって、というより、担当の指導者が、班ごとに責任を持って指導する体制が取りづらかったところがあり、植田さんの指導を受けたD班のみが種類数と、株数の両方のデータが取られていましたが、他の3班は種類の同定のみが行われ、株数についてはせいぜい○○が多かったというような定性的なものでした。

当初、1m×1mの区画内に限定したのは、株数を数えるのが大変だというためだったと思われますが、実際は、種類数と外来種の割合に焦点を当てることになったようです。

ちなみに、参考までに、D班のデータから、多様度指数 ーΣ{ (ni/N)log2 (ni/N) }を計算してみると、3.05バイトになりますが、ほかと比較しないと高いか低いかわかりません。

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