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環境サロン最終報告会ついでに概要紹介の浮田担当分です。
2016年03月24日
まず第2回のサロンですが、昨年度まで上宇部小学校の校長先生をされていた今鶴先生にCSのお話をしていただきました。
ご存じのように、山口県はコミュニティースクール先進県であります。宇部市はすでに学校運寧協議会は全ての小中学校で設置されています。
うべ協育ネット推進事業というのがあるようですが、取り組み目標として、子どもたちの「生きる力」を育む事をめざし と謳われています。
昨年に比べると随分進んだという印象を持ったこと、また、上宇部校区の場合など、すでにコーディネータ役の方がかなりおられる印象を持ったという、感想に対して、
学校によってはまだ順調には進んでいない所もあるという御返事でした。
第3回の講師の、池田さんは、社会教育に造詣が深く、環境学習についても、学校教育だけではなく、社会教育も同時に進める必要があるとの意見を持っておられます。
食育の大切さについてのお話でした。竹下和男先生の講演ビデオを見せていただいたり、近頃手例でも紹介されています、「はなちゃんのみそ汁」の紹介をしていただきました。
先日、岩木山の麓で、「森のイスキア」 を主宰しておられた佐藤初女さんの、2002年収録のインタビュー 「こころを分かち合う」 を、NHK「心の時代」 のアーカイブスで、たまたま目にしましたが、
この中で、心のこもった食事を食べてもらい、「おいしい・・」 と感じた時に、悩みを抱えて相談に来る人の心が開かれる、というお話をされていました。
食べることは生きることの基本ですから、通じるものがあると思いました。
9月には、県教委から道徳教育担当の松岡さんに、山口県における、道徳教育の現状について、お話していただきました。
ここでも、当然ではありますが、「生きていく力」 をはぐくみ、基本的な倫理や礼儀を身につけることが意識されています。
道徳の授業は週1回年35回あるようです。小学校は平成30年度、中学校は平成31年度から教科になる予定だそうです。
教科には、1)国から検定教科書が無償配布される、2)先生に免許がある、3)数値的評価がある の3つの要件がありますが、
道徳教育は、このうち、先生の免許、数値的評価は必ずしもなじまない面があり、「特別の教科・道徳」という名称がついているそうです。
いずれにしても毎週1回教えなければならないということになると、教科書はあっても、先生方も大変だろうという気がいたします。
「道徳」は全人的な教育で、「学校の先生は本当に大変だろうな、適切な形で地域の人達の支援ができればいいな」、と思いますが、誰彼と言うことは、実際にはむずかしい面がありそうです。
ただ今回、ある意味で持続可能な発展のための教育(ESD)の重要な部分を占めているということも認識できた。
同時にわれわれの時代比べて随分充実した教育がなされているんだなと感じました。
1月23日の第16回環境サロンの講師にお願いした中村さんは樹木医でもありますが、本職はユニホーム販売会社の経営など、いろいろな顔を持っておられます。
学校の樹木管理や、昨日のNHKローカルで、紹介されていました、今ちょうどこのように満開のようですが、防府市立向島小学校の蓬莱桜
をよみがえらせた主治医の役割を果たされていたり、松崎小学校のカラタチの生け垣の管理や、総合学習の出前講座を担当されたり、
教育委員会との関わりも深く、ESDにも関心の深い人です。
サロンでは、ここに書いているようなことが印象に残りました。
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