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スーパーコンピュータの話を聞きました

2015年11月18日

 15日日曜日15時過ぎから、小野田の図書館で、山陽小野田市立図書館・放送大学山口学習センター連携の公開講座に参加し、薄井洋基神戸大学名誉教授の「スーパーコンピュータを活用した気象情報」の講義を聴きました。

 人は少なかったですが、大変内容あるお話で、久しぶりに学問的な雰囲気を味わいました。当時世界一のスーパーコンピュータを神戸大学に導入するとき工学部長をされていたそうですが、実質の担当責任者でもあったようです。

 ナビエ・ストークスの式、差分法によるシミュレーションの話からはじまり、台風の油予測や地球シミュレータに至るまで、興味深かったです。

 スーパーコンピュータ”京”は1秒間に10ペタ(千兆の10倍)回の計算速度で、2014年は世界一、今年の6月は計算速度で4位、解析性能で2位ということです。生命科学・先端医療、防災・減災・地球変動、宇宙物理、次世代ものづくり、新物質・エネルギー創生の分野に寄与するとのこと。冷却は水冷式で、これだけでも大変なようです。

 ポートアイランドにありますが、建設には1200億円かかったとか。民主党の仕分けで大変だったとも。審査に通れば、結果公表の場合は無料ですが、非公表の場合はかなり高額の使用料が必要とのことでした。

「不確定要素が大きくてむずかしいだろうが、温暖化の正確な予測が期待されているのではないでしょうか」と質問しましたが、薄井さんは、「たとえば宇宙発電などの技術開発によって、排出量の予測自体が変化する要因が大きい」というお答えでした。

 開始前に山陽小野田市の健康フェスタの終盤でしたが、偶然野菜を買ったら、先日サロンに来ていただいたグリーハウスの戎谷さんや若い人が3,4名出店されていて、おいしいネギ三昧ネギと小松菜などを安く買って帰りました。さすがおいしいネギでした。

 先日のまちなかエコ市場で売れ残りのあった、おのだ縁起焼も完売していました。

 自動車がなかったので、行き帰りママチャリでそれぞれ1時間以上かかり、さすがに疲れました。(U)

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