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秋の恵みの一つ、イチョウの実ギンナンの話題です。
2023年11月09日
国道190号線には、イチョウ並木が目立ちます。
11月になると、黄色い落ち葉が多くて、街路樹の落ち葉もごみと見なされるとが多いです。
掃除が行き届かず、落ちたギンナンが道路にこびりついているところも見かけます。
9月の末に、国道190号沿いのイチョウ並木のところで、すこしばかりギンナンを拾って帰り、しばらく土をかぶせておきましたが、1月近く置いてもほとんど果肉の分解もみられませんでした。
仕方ないので、ゴム手袋をはめて果肉を除去し、水洗いして、レンジにかけられる状態にしました。
レンジは800W、2分半くらいで、食べられるようになります。結構おいしく、
2億年も生き続けているイチョウですから、栄養もあるようです。
まだ、いくらか残っているかなと思い、レジ袋をもって探しに行きました。
まず、恩田運動公園に確認に行きました。
野球場裏の大きなイチョウの大きな木の下ですが、拾われた形跡はなく、その多さに驚きました。
数分の間で、小さいレジ袋に一杯に拾うことができました。とても拾い切れませんでした。今年は暑かったので、とくに多かったのかもしれません。
イチョウの実は独特の臭いがし、手がかぶれたりするので、あんな実を食べる鳥がいるのだろうかと疑問に思う人がやはりいるんですね。
ネットで調べてみると、鳥ではヒヨドリ、カラス、哺乳動物のタヌキ、リス、クマ、ハクビジンなどは食べて、種の拡散に寄与しているようです。
最近は周辺も都市化が進み、タヌキや、ヒヨドリのような鳥もほとんど見ることがないので、拡がりにくくなっているかもしれません。
だいたい、ギンナンを拾ってきて食べようという人がうんと少なくなっているということですね。
なお、栄養面では岡部 美由紀さんの以下の記事が参考になります。
https://point-g.rakuten.co.jp/healthcare/articles/2018/supple_ginkgo/
2億年も生き続けるイチョウ!実はすごいパワーが秘められていた!
元気回復にも効果があるようですが、食べ過ぎは危険のようです。
ついでに、運動公園内のほどよく熟した渋柿をとって、試食してみたら、とても甘くおいしかったです。
イチョウも渋柿もこの夏が長く続いたので、実りが良かったのだと思われます。
時々は、身近な自然に親しむゆとりをもちたいものです。
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