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5月2日、21日に中川河口ヨシ原のマコモの状況を確認しました。
2023年05月23日
5月21日(土)にESDうべ推進協議会の総会を色々課題を抱えたまま何とか終え、一息ついたので、22日(日)は思い立って、自然保護協会主催の中川河口ヒヌマイトトンボ生息代替地の草刈りに行きました。
10時と思って慌ててカメラも忘れ急ぎましたが、9時からで、自然保護協会の6名の方々が休憩中で、しばらく有意義な雑談ができました。
休憩後、マコモダケのなるマコモの苗に興味を示された3名の方をD地区へ案内しましたが、これまでになく中川の水位が高く、現場に下りることができませんでした。
宇部港潮位変化は図に示すように、大潮に当たり、5月18日13時~19日9時
総雨量 56.5mmのまとまった雨が降りました。干潮時には内外の水位差で、汐止堰が開いて中川の水が排水されますが、2回の低潮を挟んでも十分な排水ができなかったようです。
11時解散後、申し訳ないので、一人残って、もう一度現場に行き、いくらか水位が低くなっていたようなので、前回5月2日夕方に確認したときと同じ場所から下に降り、移植場所周辺の草刈りや枝切りをしました。
苗を植えた現場はまだ水に浸かっていましたし、前回同様マコモらしき姿も確認することができませんでした。
ここでのルートづくりも終えてから、E地区南西端あたりのマコモが多かった場所へ半島部からのルートを探しましたが、やはり水位が高くて、簡単に行き着くことができませんでした。
そこで南端の橋②の手前から林の中に入り、枝切りをしてルートを拵えつつ、一番近いヨシ原の上へやっと行き着きました。
一番陸側も水に浸かっていましたが、在来種のマコモがかなり大きくなっていました。少なくともマコモダケはならない在来種のマコモは時に水が浸かる場所でも大丈夫であると言うことが分かりました。
この場所③は橋から約20mくらいの所で、D地区、E地区の林は結構広いことを実感することができました。グーグルマップで面積を概算してみると4700m2程度あり、中にはかなりの大木もありました。
2時間半ほど時間がかかりましたが、得るところは大きかったです。
これらの写真は前回確認にきた5月2日に撮ったもので、普通D地区に降りる場所の当たりにある石畳が水に浸かっていました。
右下の写真は上側に植えた3か所のうち、2か所にマコモの赤い目印が見えます。
右手前に黄色いショウブでしょうか、1輪見えます。
5月2日の写真で上2枚が上側3か所のうちの2つ、下2枚が下側3か所のうちの2つの場所ですが、3月19日に移植したマコモらしきものは確認できませんでした。http://ubekuru.com/blog_view.php?id=6012
もう少し粘り強く、時折、周りの草抜きなどしながら確認してみたいとおもいます。
これらも5月2日に撮った花の写真です。確実ではないですが、おそらくムシトリナデシコ、ノイバラ、トベラ、キショウブです。
写真のないのが残念ですが、キショウブの辺りが、紫色のハナショウブの花にかわっていました。
そして5月2日から19日の間に写真上部の中川寄りのヨシ原はすでに背の高さのを超えるぐらいに大きくなっていました。
とくにこの季節、自然の力ってすごいですね。
ゴミの回収はやはり2月が最適です。(M.U.)
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