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海岸清掃後の常盤海岸西詰の状況を確認しました。(その1)
2022年07月12日
7月3日午前中に行われた常盤海岸西詰の状況について、当日はほとんど写真を撮る余裕がなかったので、3月5日夕方、どの程度のごみが回収されたのか、海岸の状況はどうなったのかを見に行きました。
3日当日はかなり潮位が高かったですが、5日夕方の潮位は100cm程度で、汀線はかなり後退していました。
陸側に近い、干上がった部分にはかなりのごみが見られました。
きれいに清掃された7月3日の汀線の上の部分にも新たなごみも見られました。
突堤の上を沖合いの方に歩いて、浜側を振り返って見ますと、7月3日の汀線の下の沖合部にはほとんどごみは見られませんでした。
参考 http://ubekuru.com/blog_view.php?id=5917
一方、突堤内側の護岸ブロックの間には発泡スチロールなど、いくらかごみがありました。
先の図でも、述べたように、7月3日の汀線より上の部分にも、4日、5日の未明の満潮時に運ばれたと思われる、新たなごみが見られます。
さて、今回の清掃活動で、気づきの一つとして、流木が多かったことです。
流木類は現場海岸の比較的高い場所の3カ所に集められていました。
運搬の便を考えて、地元に住まわれる樹木医の方が当日、太い流木は切断されていました。
常盤海岸西詰への降り口のすぐ下の護岸ブロックの内側には、新たに流れ着いたごみもいくらかありますが、小さいごみは当然回収できずに残っています。
右上の写真はそのすこし地盤が高い部分で、黒っぽい藻屑に1cm以下の発泡スチロール(PSP)の細かくなった破片が多く混ざっています。市民感覚としては、マイクロプラというよりミリプラとでも言った方がいいのではないかと思われます。
5月26日の講習会で習ったマイクロプラスチックの分別方法で比重分離をしても、藻屑とPSPを分けることはできないので、ピンセットで直接、拾い上げた方がいいことがわかります。
下の左から右にかけての3枚の写真は、さらに陸側(西側)に移動した部分や、7月3日に清掃された部分にPSPの1, 2cm以下の細片が多く見られます。
護岸の上に運ばれた回収ごみについては、その2に続きます。
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