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原発放射能関係書籍を揃えました(その1)

2012年04月03日

まちなか環境学習館の4階には学習室があり、蔵書として環境関係の書籍、就職のアドバイスとなる書籍など現在500冊を超える書籍を置いています。

今回、福島第一原発災害を期に原発や放射能に対する関心が皆さんに深まったことを受けて何冊かの関連書籍を新しく購入いたしました。

少しずつこれらの書籍を紹介していきます。

まず一冊目は「プルトニウム-著者:友清裕昭」

核燃料の「暴れ馬」の生い立ちと素性

エネルギー資源に乏しい日本が、自主資源として期待をよせているプルトニウム、その本格的利用のための研究開発に対して、世界が厳しい目を向けている。

プルトニウムは、優れた核燃料であると同時に、原子爆弾の材料であり、最悪の毒物でもあるからだ。

この危険なプルトニウムの利用は止めようという世界の趨勢のなかで、日本政府はその本格的利用を目指しているという。

その是非を判断するのは国民1人1人である。

それならば、何よりもまず、この超ウラン元素の正体を、正確に知ることが先決であろう。(出版社/著者からの内容紹介)

次にニ冊目は「福島原発事故・記者会見-著者:日隅一雄、木野龍逸」

原発事故後の記者会見で、東電・政府はどのように情報を隠し、深刻な事故を過小評価し、誤った説明を繰り返してきたのか。

記者会見に出席し続けた二人の著者が、膨大な取材メモと新たな取材をもとに、正面から検証に挑む。

また、マスメディアはなぜ“発表ジャーナリズム”に堕してしまったのか、そのあり方も問う。 (「BOOK」データベースより)

三冊目は「福島原発事-著者:福島原発事故独立検証委員会」

2011年3月の東日本大震災から1年、2012年2月28日に「福島原発事故独立検証委員会」(民間事故調)は、独自に調査・検証をすすめていた東京電力福島原発事故について「調査・検証報告書」をまとめ発表した。

福島第一原発の中で必死に働いた作業員の方の体験談をプロローグとして始まり、経緯をまとめた「第1部 事故・被害の経緯」、官邸の事故対応を含めた「第2部 原発事故への対応」、原子力ムラの構造に踏み込んでいく、「第3部 歴史的・構造的要因の分析」、国際協力の枠組みを検証した「第4部 グローバル・コンテクスト」。民間事故調の「真実、独立、世界」をモットーとする独自の視点からまとめられた報告書です。

当初、非売品として限定部数のみ作成されたが、各メディアで報道がなされると問い合わせが殺到し、「国民の視点からの検証」である報告書を広く世論に訴えたい、とディスカヴァーからの発売された。(アマゾン内容紹介より)

四冊目は「プロメテウスの罠-著者:朝日新聞報道部」

朝日新聞のルポルタージュ連載記事の書籍化。

福島原発事故による放射能汚染は、なぜこれほど多くの被害者を生んだのか。

政府、官僚、東京電力、そして住民。それぞれに迫った、気鋭の取材記者たちの真実のリポート。(アマゾン内容紹介より)

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