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中村哲医師が何者かに銃撃され、亡くなられて2年が過ぎて、関連の特集記事がありました。
2021年12月12日
2019年12月4日にジャララバードの宿舎を出て作業現場に向かう途中何者かに銃撃され、病院に移送された後、亡くなりました。同時に4名の現地の職員の方々も犠牲になられたということです。
あれだけ献身的に貢献された方がどうしてこういうことになったのか、このニュースに接したとき多くの人は理解に苦しんだと思います。
2年を経て、この新聞記事では、30年の長きにわたって、看護師として、中村医師を支え続けられた藤田さん(PMS(平和医療国・日本)支援室長)、のインタビューです。
藤田さんは看護学校時代、マザーテレサに傾倒し、その後、中村医師の話を聴いてパキスタン行きを決意されたそうです。
現地では、当然のことながら色々苦労されたでしょうが、重要な役割を果たされたようです。
アフガニスタンは水資源の乏しい国で、医療とは別に、井戸の建設や、用水路の建設によって2000年の干ばつの危機は救われたようですが、気候変動とともに最近また厳しい状況に置かれているようです。
さらに8月に起きたタリバンによる政変によって、日本からの送金もできなくなって苦しい局面にあるようです。
ペシャワール会のHPを見ていましたら、ちょうど、中村哲医師 二周年追悼の会 ―中村先生と共に歩む―
http://www.peshawar-pms.com/topics/20211204.html
がアップされていました。
宇部には2014年8月9日に文化会館で中村先生の講演会が予定されていましたが、運悪く台風の影響で中止になっています。また、今年1月初旬には宇部市立図書館で中村哲医師を偲ぶ写真展が開催されていましたが、残念ながら見過ごしてしまったようです。
幸いなことに、このペシャワール会のHPの二周年追悼の会は2時間以上の長い動画ですが、非常に全体の活動がよくわかります。
特にはじめ3分くらいから約14分間の、中村哲医師の活動紹介ビデオ、55部分くらいから約25分間の中村先生のビデオメッセージは必見です。とくにメッセージでは人としての生き方、現代日本人の抱える問題など、示唆に富んだお話です。
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