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プラスチック汚染の問題を改めて考えさせられた
2021年09月05日
先日、お話した方から、インドの町のごみがひどかったこと、窓からごみを捨てて、雨が降ると、それが川に流されていくといった状態であるとのことでした。
そういえば昔読んだ本で、昔のヨーロッパの都市でもそういう時代があり、挿絵が添えられていたので、印象に残っている。
書庫を探したが見当たらなかったので、ネットで調べてみると、現在のパリの街でもごみのマナーがよくないというブログもあった。(https://yuuma7.com/パリの汚さには我慢ならない!-フランス人の民度/)日本人は清潔好きなんですね。
ネットであったデリーの街でのごみの散乱の写真ですが、説明では、衛生労働者が給与の不払いをめぐってストライキを続けているため、路上にゴミが捨てられているということでした。
https://www.outlookindia.com/website/story/mcd-employees-not-paid-salaries-corporations-say-no-funds/298745
日本人の方の旅行記で、ごみの散乱した写真を写している例はあまりないようですが、町を歩くとき、色々緊張して、写真を撮ることを忘れてしまうということでした。
ネットのごみ散乱の写真には、ウシがごみをあさっていることが多く、ヒンドゥー教では牛は聖なるものと考えているので、その関連も知りたくて、調べてみました。
この記事では、「妊娠中の牛の胃からプラスチックや、くぎなどのごみ計71キロが摘出され、後にこの母牛と胎児は死んだ。同国の汚染と、飼い主のいない「野良牛」という2つの問題が改めて浮き彫りになった。」としています。
https://www.afpbb.com/articles/-/3334967?pid=23112181
大量のプラスチックを飲み込んだクジラや海鳥が犠牲になることは知られているが、インドではこのように牛が犠牲になることも多いようです。
こちらは、日本人の方がインドでの勤務を終える前に書かれたブログですが、「野良牛」が増えた原因について、「近年のインドでは国の工業化とともに、農業から転職する人たちが増えているのですが、どうも飼われていた牛たちを放置してしまうケースも少なくないようでして・・・家畜だった牛たちがそのまま「野良牛」となってしまった結果、たくさんの牛たちが街を徘徊するようになったみたいなのです。」とされています。
https://www.iwakipumps.jp/blog/world/29/
なお、インドはヒンドゥー教徒以外にもイスラム教徒等も住んでいるので、ウシの飼育もおこなわれていて、牛肉の輸出国でもあるそうです。
デリーの都市河川と、インド西海岸のムンバイの浜辺のごみの写真のネットからの引用ですが、なるほど、さもありなんと思うとともに、あらためてプラスチックによる汚染問題の深刻さを認識することができました。
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