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第10回毎日地球未来賞の活動報告を聴き、色々触発されました。
2021年03月25日
先日、新聞に生ごみから良質の堆肥を製造して、循環農業に貢献している団体がクボタ賞を受けられたことを知りましたが、うっかりその記事をコピーせぬまま、古紙回収に出してしまいました。
キーワードを入れて、ネットで情報を調べてみましたが、受賞された10団体の活動を紹介する動画に行き着くことができました。
ただ、残念なことに、3月12日から3月31日までの限定公開です。
いずれの発表も、長年にわたり取り組まれ、地域循環共生圏の優れた活動です。
また、学生の部は、全国各地の高校生による取組で、熱心な教員の指導の下、先輩の活動を引き継いで、まさにESDの実践がなされています。
ご関心の方は是非、今月中に以下で視聴していただきたいと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=7eQrRo1FL3Y
以下は、毎日新聞のサイトから各受賞団体の活動内容を牽かせていただいたものです。2枚目の写真以降はそれぞれ記載のサイトから引用させていただきました。
生ごみを原料にした堆肥づくりは、われわれの仲間である津島さんが興味を示している案件なので、まずこのプロジェクトに注目したのですが、生ごみと言っても、やはり一般家庭からのものより事業系のものが主体のような感じです。しかし、やはり10年以上の実績を持たれ、おそらく処理費と堆肥の製品も販売され、経営を成り立たせておられるようです。
また、同じく、竹林の管理についても、宇部工業高校の生徒さんを巻き込んでESD教育の一環として遣られていますが、その意味では、秋田北鷹高校(旧鷹巣農林高等学校)の取組も大いに三校になります。宇部西高等学校とも連携して、発展していくことを期待したいと思います。
SDGs未来賞学生の部の上田高校もやはり先輩の活動を引き継ぎ、国際的な視野を持って実践されているのは頼もしいことだと思います。とくに資金集めがユニークで発想がいいですね。
最後に奨励賞ですが、森林バイオマスがらみでは、三重県立相可高校の農業クラブの発表もなかなか興味深かったです。ただバイオマス発電の消化液という表現はバイオガス発電の方がわかりやすかったように思いますが。高校の食堂の生ごみ等を原料にして、メタン発酵の消化液を肥料にバジルを栽培し、しかもバジルオイルの製品化を行い、1ビン千円で販売しているそうです。
最後の、京都府立桂高校の京野菜の栽培から高島屋と提携したブランド化の取り組みは、伝統的な野菜の種子がニュージーランド等からの輸入に頼っていると言うことに危機感を感じたようです。
その他、個人的には海ごみの問題点を真剣に捉え、小学校等の環境学習に現場作業をさせたり、大学の研究室と連携して、マイクロプラスチックの顕微鏡観察や万華鏡の制作など、様々な工夫をされている取組も印象に残りました。
この度、全国レベルでは、多くの若者が問題意識を持って、前向きに未来を見据えた取組をしていることに、感心し、安心しました。
発表者は女子生徒がめだったのも最近の傾向でしょうか。
ともあれ、われわれの取組も若い人達とともに、前向きに頑張って行かなくてはと思いました。
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