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2020年度第4回環境サロン「NPO Rainbow Fish の活動について」いろいろ勉強になりました
2020年11月20日
今回、われわれ生きものにとって欠かすことができない「水」を守るために、川、河口干潟や海岸に流れ着くごみの回収に取り組んでいるレインボーフィッシュの飯塚理事長、末次理事の
お二方から興味あるお話をお聴きすることができました。
鎌塚さんは関東在住のためオンラインでの参加、末次さんは宇部におられるので、エコプラザに来ていただきました。
コロナ第3波の兆しを受けて、参加者は少なかったですが、オンラインでのお話しも聞き取りやすく、よい議論ができたと思います。
サロンの様子は“うべっくる”のフェイスブックで閲覧が可能ですし、インターネット上で、発表に使われたプレゼン資料も閲覧できますので、このブログではごく簡単に内容を紹介します。https://readyfor.jp/projects/37429?fbclid=IwAR0vIE-q-cbHlbiv_us8O3ak8IwCe0CrdSaErQZ8v3UI4ImcMuWfqgpadPY
まず最初は末次さんから、福岡・山口地区での活動の概要が紹介されました。今年6月から10月まで14回の作業が行われ、志賀島などや丸尾の海岸、水源地のダム、都市河川の河口部、述べ55人の参加で、11970㍑のごみを回収されました。延べ人数1人あたり218㍑という多くのごみです。
末次さんのフェイスブックから適当にコピーさせていただいたものですが、多々良川河口、丸尾海岸、志賀島、犬鳴ダムのごみの写真です。
左上の写真で白く見えるのは発泡スチロールの破片でしょうか。
末次さんは、お話しを簡潔に切り上げられ、2019年度に多摩川干潮部の干潟を対象に精力的にごみの回収作業を行われ、見事クラウドファンディングで目標額40万円の1.38倍の55万円を獲得された鎌塚さんに時間を譲られました。
終わってから彼とすこし話した中で、人とコミュニケーションを取ろうとする場合、人のタイプは色々なので、それぞれの価値観や個性に対応したアプローチのやり方を意識する必要があると思うという彼の言葉が印象に残っています。
鎌塚さんはまずクラウドファンディングでのごみ回収量の目標値をクリアした実績を示され、延べ人数44名で10215㍑、延べ人数1人あたり232㍑と、先ほど示された福岡・山口地区の今年度のごみ回収実績とほぼ同等のレベルであることが分かります。
なぜヨシ原のある多摩川感潮部干潟に着目されたかは、このような湿地干潟の水の浄化力が非常に大きいこと、ヨシ腹の中に入ると非常に大量のごみがたまっていることに気づいたからとのことです。
このような干潟には絶滅危惧Ⅰ類のダイシャクシギ、アサクサノリなど貴重な生態系があるとのことです。(その2)につづきます。
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