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蔵書紹介(このゴミは収集できません)
2020年09月13日
今回は、まちなか環境学習館の蔵書コーナーに置いている「このゴミは収集できません」という本を紹介します。
この本は、前に紹介した「ゴミ清掃員の日常」の著者である、芸人のマシンガンズ滝沢秀一さんが書いた作品です。
「ゴミ清掃員の日常」は漫画ベースですが、「このゴミは収集できません」は文章がベースとなっています。
しかし、1つ1つの章が短く構成されているため大変読みやすいです。
これから、内容の一部を紹介します。
〇後出しはやめよう
ごみを指定時間前に出せなかった人が、「自分が出したゴミだけ回収されてなかったから、ちゃんと回収してくれ」とクレームを入れてくる場合があるそうです。ゴミ清掃員の方は明らかに後から出したようなゴミは分かるそうですし、あとから回収しにいくことになると、ゴミ清掃員さんの帰りが遅くなって、迷惑を掛けてしまうので、必ず時間は守るようにしましょう。
〇日本のゴミ減量化は進んでいるのか
日本人1人が1年間に出すゴミの量は320キロで2位のフランスは180キロのためダントツ1位となっています。これは異常な数値であるといえます。焼却炉の数も2位のアメリカ351箇所を超える1243箇所となっており、ダントツの1位です。ゴミを効率よく焼却する技術や、ゴミを別のものに変える技術は進みました。しかし、東京の埋立地はあと50年しか持たないと言われています。どんなに技術開発を進めても、そもそものゴミの量を減らしていかないと意味が無いと思います。そのため、ゴミを出している日本人1人1人がゴミを出さない努力をしていく必要があると考えます。
身近なゴミ問題を考えることで環境に対する知識も増え、考え方も変わってくると思います。蔵書コーナーに置いているので興味がある方は是非読んでみて下さい。
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