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海岸清掃に社会の関心が高くなっているようです。新世代のさまざまな取組方があります。
2020年08月25日
海に親しむ季節も猛暑の中で最盛期が過ぎてしまいましたが、最近のSNSで、若い人達独自の清掃活動の発信が目につきましたので、いくつかを紹介します。
まず1つめは、われわれの活動にも積極的に協力してくれた原田君が昨年9月静岡の大学から帰郷時に床波黒崎海岸の清掃に参加してくれたときの、地元紙の記事です。
「地球に恩返し」といいうのは取材を受けたときの彼の言葉が紹介され、静岡でも美保津海岸を中心に月1っかいの清掃活動を継続しているようです。
銀天エコプラザ通信2020年8月号にも彼が執筆してくれています。
2つめは右下の動画です。少人数ですが、地道にごみ回収を頑張っているコースケさんの紹介です。作業しながらの動画で字幕つきなので、啓蒙用になりますね。
つめはNPO法人レインボ-フィッシュ(代表鎌塚裕二郎)の活動です。東京、福岡、山口で幅広く活動されています。
理事の一人の末次さんはうべ環境コミュニティーの会員でもありました。今年度の環境サロンでも久しぶりに話題提供をお願いしています。
みんな若い人達で、経営面は楽ではないでしょうが、元気がありますね。
4つめは東京で活躍するごみ拾い侍(悠資さんほか)です。
華麗なパフォーマンスでまちなかのごみを回収し、注目されています。
うべっくるTwitterで左上の動画をリツィートしたら、きちんと御礼のTwitterが載せられていました。 左下の動画はビンにストローやら吸い殻などのごみが押し込まれているのが多いですが、本当にやめてほしいと思いますね。
5つめは、「宗像の環境を考える会」の活動です。宗像市の沖合の大島の北岸を清掃された写真をお借りしています。
注目するのは自動運転のミニブルドーザーがごつごつの石の海岸で大型のごみを運搬している写真です。
市民、民間、九州大学や九州工業大学とも連携したビーチクリーンロボットプロジェクト(一般社団法人BC-ROBOP海岸工学会(代表清野聡子))がこの装置の開発に携わっているようです。https://www.youtube.com/watch?v=MHjp6LZ5MMA&feature=youtu.be&fbclid=IwAR1IR_VkpMPpm82Ed7WrQ6iDonvHL708Y5dDGgIk8gZAHJU0P9FETksC_0I
最後、6つめはドローンとAIを活用して海岸ごみの検知と識別をするシステムについてのベンチャー企業関係の情報です。
上槻海岸は対馬市厳原町の東シナ海に面する海岸ですが、発泡スチロールが多いことが示されています。
右の対馬全体の海岸ごみのデータは小さい自治体としては非常に豊富なものです。円グラフの白い部分は発泡スチロール、青色の部分はプラスチック、茶色の部分は木材・角材です。
おそらく上槻海岸は下から3番目の円グラフであると思われます。
対馬市は人口わずか約3万人ですが、SDGs未来都市に認定されており、日本一海洋プラゴミが流れ着く対馬を逆手に取り、SDGs構想の柱として力を入れ、行政と民間団体が連携・協働して対馬の海ごみ対策を推進する組織として、一般社団法人海ごみ情報センターがあります。https://tsushima-mltic.com/
多くの企業、民間団体等からも清掃活動への参加があるようです。
おそらくこれらのデータもこのセンターでまとめられてものと思われます。
これまで見てきたように、最近とみに海洋プラスチックや海岸清掃等について、関心が高まってきているようで、若い人達の感性や新しい技術の投入など新しい動きがでてきていることを認識することができました。
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