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前回、新型コロナウィルスの状況に関するオンライン対談に関連して気になったこと
2020年07月22日
前回、新型コロナウィルスの状況に関する投稿で論座のオンライン対談を紹介させていただいた。
http://ubekuru.com/blog_view.php?id=5475
その終わりの方で、北大西浦博教授のシミュレーションは十分なデータに基づかないという批判を医療ガバナンスセンター上昌広理事長がされていました。西浦教授は4月15日の記者会見で、何もしなければ日本でも40万人もの死者が出る可能性があるという警告をされた。https://news.yahoo.co.jp/articles/543540b5ab45cea20d0b0c9957ea1bcc7a637aa2
上理事長の話の中で、気になったのはヨーロッパや米国東海岸と、東アジアや東南アジアの新型コロナウィルスは異なる種類の可能性があるということである。
一方、日本循環器学会学術集会 記念対談で、山中伸弥教授と西浦教授の対談があり、やはり両方の言い分を聞く必要があると思われる。
https://www.youtube.com/watch?v=BIinba7Rd58&feature=youtu.be
西洋人と東洋人の感受性の違い、新型コロナウィルスの変異の可能性など、まだまだ分からないことが多いが、上先生の意見、西浦先生の意見、両方に耳を傾ける必要がある。
西浦先生の話の中で、西欧諸国においては「抗体依存性感染増強（ADE）」
（https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/20/03/30/06749/）
つまり、免疫が誤作動している可能性があるともされている。
参考までに、このほか、免疫系の暴走にはサイトカインストームがあり、多臓器不全に繋がる。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/052400312/
サイトカインは白血球が産生する、免疫細胞の活性化や機能抑制を行う生理活性蛋白質の総称であるが、バランスが乱れてサイトカインの過剰な産生状態サイトカインストームになることがあるとのこと。
https://www.jst.go.jp/crest/immunesystem/result/05.html
昨日の新聞記事も参考になる。
新型コロナウィルスによる死者数約千人のうち80％が70歳以上である。
この図は1日あたりの国内死者数の推移と、緊急事態宣言やその解除の時期などが示されていて参考になる。
7月19日現在のCOVID-19による人口百万人あたりの死者数の国別比較のグラフが示されている。
上先生も「過剰死亡」のことに触れておられたが、それを考慮して、日本のコロナ死者数を10倍と見積もったとしても、ロシア、南アフリカに継ぐレベルであり、やはり東アジアの国々は西欧諸国に比べて総合的な抵抗力があるのではないだろうか。
希望的観測かもしれないが。
いずれにしても、とくに若い人達には先日のYoutuberのような無謀な行動は取らないようにお願いしたい。
マスクの着用については
https://www.facebook.com/InsufferableIntolerance/photos/a.270237376470721/1745956852232092/?type=3&theater
（MU）
この記事のURL: http://437338.fd6au1zn.asia/blog_view.php?id=5485
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