宇部市環境学習ポータルサイト「うべっくる」では、山口県宇部市で行われる環境イベント情報を募集しています。環境イベントに関する情報はこちらからお知らせ下さい。
-------- 2024年 --------
新型コロナウィルス感染症が身近に感じられるようになってきたので、もう一度調べてみた。
2020年04月20日
新型コロナウィルス感染症が身近に感じられるようになってきたので、感染からの経過にについて、もう一度調べてみました。
先ず、前後しますが、発症後の経過です。以前にも示したものと同様な図です。
この図の一番左端は症状が出始めるときであり、その前の感染から発症に至る潜伏期間については、この図には示されていません。
感染からは発症までの期間ですが、アメリカの情報では、潜伏期間は平均5日という情報がありました。
アメリカ内科学会の医学誌に掲載されたこの調査では、中国などの感染例を分析した結果、感染から発症までに5日前後かかることが明らかになったとしています。
一方、感染から12日までに症状が出なかった場合は無症状病原体保有者となるが、なお他人にウイルスを感染させる可能性があるとし、症状のあるなしに関わらず、感染源となる可能性のある人は14日間の自主隔離が必要だと助言しています。
一方で、14日間にわたり隔離された感染者の100人に1人は、隔離解除後に症状が出てくる可能性があると推定されるとしています。https://www.bbc.com/japanese/51812596
同様に、日本感染症学会HPによると、新型コロナウイルス感染症の潜伏期間は1~14日で平均5.8日と報告されています。発症早期は発熱・鼻汁・咽頭痛・咳嗽といった非特異的な上気道炎の症状のため診断に難渋することがある。発症早期から、または上気道炎症状に続いて肺炎を合併することがあるとされています。
https://www.kansensho.or.jp/ref/d77.html
気になるのは、発症といっても軽症から重症まで様々あるでしょうから、一概に発症の時期を決めることには曖昧さがあるのではないでしょうか。前述の通り、潜伏期間は平均5日前後ということですが、1~14日という表現もあるように、どこが発症の境目なのかはややあいまいな感じがします。
感染力に関しては、香港の研究者の研究で、中国国内と世界各地の感染ペア77組に関する公開データを用いて、ペアのそれぞれの患者に症状が表れるまでの時間の経過を算定した結果、感染力が高い状態は症状が表れる2.3日前に始まり、最初の疾病兆候の0.7日前にピークに達すると推察された。ただし、症状が表れた正確なタイミングの特定は患者の記憶を頼りにしたと、論文の執筆者らは注意を促しているとのこと。
https://www.afpbb.com/articles/-/3278901?pid=22307568
ところで、我が国の人口百万人あたりのPCR件数は4月18日時点で796件であり、
PCR検査の件数の少なさは世界でも群を抜いており、政府の初動対応として、PCR検査を抑制してきたことで、日本の場合は実態がとらえにくくなっています。
またこのような出遅れた状況の中で、医者にしても、事業主としても、積極的に検査を勧めにくい雰囲気もあり得ますが、SNSにはそれらしい症状が続いても検査をしてもらえない人の不安が非常に多く発信されています。
ニューヨークで働く日本人医師の方のインタビューでも懸念されているように、医療崩壊等最悪の事態を招くことのないよう祈るばかりです。
Copyright © Ube City Kankyo-Portalsite all rights reserved.
2491 0
ツイート
この記事のURL: http://437338.fd6au1zn.asia/blog_view.php?id=5404
◆ 現在、コメントはありません。
この記事へコメントを投稿します。