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わくわく常盤「あるウォーク」自然観察会 レポート石炭記念館 これでおわりです。
2019年11月26日
久しぶりに、石炭記念館に入館しましたが、その前に蒸気機関車の前で、最後のクイズがありました。
番号の意味するところに関する問題でしたが、これはちょっと難しいですね。あと、ネットで調べてみましたがよくわかりませんでした。
昔の沖の山炭鉱かの写真が展示されてありました。どのあたりからどちら方向を撮ったものかよくわかりません。
海水侵入による殉職者、1915年東見初炭鉱の235名、1942年長生炭坑の183名はよく知られています。https://www.jstage.jst.go.jp/article/nichifutsusocio/26/0/26_17/_pdf/-char/ja
第二次世界大戦前後は不明となっているのは気になりますが、山口県で明治25年から昭和45年までの炭鉱事故の殉職者数は1241名となっています。
石炭の塊がたくさん展示されていました。
宇部炭のカロリーは、5750kcal/kg,、豪州炭は6700kcal/kg と比べるとやや低品質ですが、揮発分が多く、着火しやすいという利点もあるんですね。
大羽炭のカロリーは3600kcal/kgとさらに低いですが、製塩用、ふろ用の燃料などそれなりの使い道があったようです。
東洋象の上顎、鯨の骨の化石など。右上は珪化木3点。下はシダ類の化石。
いずれも宇部の炭坑から掘りだされたもののようです。
宇部サイの骨の化石、サイの臼歯。 下は色々な岩石の標本です。貴重な標本ですね。
リニューアル前に比べて、きれいに見やすくなったと思いました。このような貴重な化石類や、地質関係の標本なども、さらに充実されれば、より石炭記念館の魅力が増すのではないかと思いました。
今回、常盤湖を久しぶりに一周歩いてみて、動物園や熱帯植物園、野外彫刻を含め、ときわ公園の魅力、価値を再認識することができました。
ぜひ市内の小中学校も、貴重な体験学習の場として、もっと活用されることを期待したいと思います。
今回、連携させていただいた、わくわく常盤、常盤校区コミュニティ推進協議会ほか関係者の皆様方に厚くお礼申し上げます。
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