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9月21日 宇部市環境政策課が主催されたパブリックディベート大会の予選会
2019年09月28日
9月21日 宇部市環境政策課が主催されたパブリックディベート大会の予選会を聴かせていただきました。
大学生チーム2、高校生チーム3、中学生チーム1の、6チームが参加して熱心なディべートが行われました。
事前に審査の方法について、慶進高校の古川先生の方から丁寧な説明をうけていましたが、試合評価、チーム評価の別など、なかなか理解しにくい所もありました。
とくに試合評価は両チームによる試合がどうであったかという評価で、対戦相手によって評価が異なってくるので、勝敗には直接関係しない点、すこし違和感を感じました。
2会場に分かれて、それぞれ、5名の審査員が3試合ずつ、審査しました。
第1試合の模様です。下は試合後の握手です。
第2試合は今回の予選で勝ち残った2チームの対戦であり、試合点はやはり一番高かったです。
中学生の竹林管理に関連した提言は、なあなか見事で感心しました。
恥ずかしながら、あまり聴いたことがなかったセルロースナノファイバーをネットで調べてみると、以下の通りです。
幅15ナノメートル程度まで細くした木のセルロース繊維。これを漉(す)き上げて紙を作ると、軽くて丈夫で透明なプラスチックのような紙になる。
樹脂、ゴム、ガラスなどとの複合材料の開発が進められている。
間伐材などの森林資源や、産業廃棄物を含むさまざまな植物資源の有効活用につながり、環境負荷が小さく、持続型資源として注目されている。
https://kotobank.jp/word
あまり写真を撮るのも遠慮されるので、第3試合の写真はありませんが、宇部高校チームが持参された透明のごみ箱はペットボトルの再生品で、8千円位するそうです。
参考までに、担当した第1会場の3試合について、要点についての自分のメモです。
閉会式での、田本先生の全体講評では、パブリックディベートの意義について解説され、アカデミックディベートは論戦のテクニックに主眼があるが、パブリックディベートは、相手の言うことも良く聴いて、上手な議論の仕方を身につけることに主眼があり、常識的な知見から議論することも許される。政策提言の内容そのものにそれほど拘泥することはないようなことを言われました。
自分としては、政策提言というものは、誤った認識からスタートしていたり、いい加減な前提条件で議論を進めても、良い政策が提言できないのではないか思うので、やや違和感を感じました。
しかし、全体としては、おもしろかった。参加者それぞれ、よい勉強になったと思います。
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