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プラスチック廃棄物について考えるESDプロジェクト見学会(その4)
2019年09月13日
この工場は紙のリサイクルが主要業務で、出荷待ちの古紙圧縮ベールは、
新聞紙、広告の混じった新聞紙、シュレッダー紙、雑紙、ダンボール、ダンボール切れ端、牛乳パックとかなり種類が多く区分けされている、それぞれ、分ければより高く売れると言うことであろう。新聞紙は新聞紙へ、シュレッダー紙はトイレットペーパーやキッチンペーパーに再生される。広告の混ざった新聞紙は少し値段が安めとはいえ、却って薄めの新聞紙に再生されるそうである。
中国の輸入禁止措置は古紙についてもとらなくなったそうで、少し古紙の相場も低下しているとのことである。ネットの情報でも厳しい状況にあるようだ。
https://www.recycle-clean.co.jp/stuff/blog11/601
相場の推移のグラフがあったが、国内価格は安定してるようであるが、詳しくは不明である。https://www.recycle-clean.co.jp/stuff/blog11/601
保管倉庫には、色々な種類の古紙からの圧縮梱包物が積まれていた。
一番関心があったのは、機密書類のシュレッダー処理であり、持ち込みの場合はkg20円、出張の場合は50円ということである。
終活のためにかなり安定した需要があるのではないだろうか。ちなみに県立大学は出張型シュレッダーを利用しているそうである。
当工場も紙の他、空き缶、空きビン、ペットボトルのリサイクルや、発泡スチロールの溶融インゴットのリサイクルをされていた。発泡ポリスチレンインゴットの値段を聞いてみたが、kg50円くらいとのこと。ネットでEPS(Expanded Polystyrene)インゴットの相場を見ると、50~60円程度のようである。https://www.ootakishouten.co.jp/fee
空き缶の簡単な機械分別の機械の説明をしていただいたが、スチール缶は磁石で横にずらし、アルミは風で反対側に飛ばし、ガラスビンはそのまま下に落ちる仕組みになっていた。
この事業所の道沿いに、24時間リサイクルボックスが設けられていたのは興味深かった。実際分別しながら入れている人がいた。
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