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6月28日に行われた2019年度第1回ESD研修会(その3)ときわ動物園の報告補足です
2019年08月02日
さて、最後3番目の話題提供は、ときわ動物園における環境学習の試み 村田真木さん(宇部市常盤動物園協会) の説明を受けました。
以下のブログも参考にして下さい。
http://ubekuru.com/blog_view.php?id=5194
ときわ動物園は、生息環境展示の動物園であり、動物本来の行動をみることができるように工夫されています。
ときわ動物園では、教育普及担当職員(4人)や動物飼育員が独自企画するなど、非常に意欲的な取り組みをされている。
体験学習館モンスタでは、無料で、色々企画展がやられている。
最近の展示としては、
干支の動物(イノシシ)、
動物とお野菜、 野菜嫌いのこども達も多いので、食育も兼ねてやった。
大根は土の中にあること、
動物写真家 内山 晟 写真展~野生の秘島ガラパゴス~
海ごみ展 がある。
海ごみ展では、JEANsのトランク展示も借りられて、面白いと感じた。ときわ湖のごみも展示したり、クロツラヘラサギのくちばしに釣り糸が絡むことを、子ども達に疑似体験させる場も設けている。ときわ湖から水位が低かったので、バイクや自転車のごみも回収できたそうである。
動物園の案内にも、様々、興味をもたせるような工夫がなされているほか、
環境映画の上映や環境講演会の実施、どうぶつ環境会議の開催など、多彩な取組が為されています。
現状と課題にまとめられているように、
せっかくのプログラムが市民に広く知られていないことが多く、周知をはかること、
宇部市や学校、自然保護団体等とのさらなる連携を図っていくこと、
学習プログラムの一層の充実、
継続的な教育普及活動などの課題が上げられています。
海ごみ展はこの日曜日までとのことで、自分も早速、翌日の土曜日の朝に見させていただいた。
JEANのトランク展示は、ここでは一つしか写真を示していないが、6つの両開きトランクが展示されていていた。このほか、多くのスクリ-ン式のパネルもJEANより何枚か提供されていました。そのほか、ときわ動物園の教育啓発担当の方々が作成された独自パネルも何枚か展示されていました。
それぞれなかなかコンパクトに多くの資料が整理されていて、大変参考になりました。
左下の表は環境省の報告資料をもとに作成された、日本の沿岸に漂着した海岸ごみの平均組成を質量、容量、個数についてまとめられたデータが紹介されたパネルである。
分類区分は、われわれも日頃悩んでいるように、なかなか難しい面があります。
右側の、白鳥の写真は、湖面のレジ袋を白鳥が食べてどうなるか、心配されたが、内視鏡で見てみたところ、一部ビニール類がつぶれた形になっていたそうである。白須さんによると、これは白鳥の砂嚢の中で、ある程度すりつぶされた結果であろうと考えられているとのことでした。
今回、宇部市常盤動物園協会を市から管理を受託している団体であることをよくりかいしていなかったので、失礼したが、いずれにしても、同協会の若いメンバーの方々が非常に意欲旺盛に環境学習に取り組まれていることに感心した。
ときわミュージアムとともに、ときわ動物園も、非常に重要な環境学習の拠点であると言うことが認識できた。
お忙しい中、短時間でお話しいただいたお三方に御礼申し上げます。それぞれ大変参考になりました。ありがとうございました。
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