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第1回ESD研修会2019/6/28(その2) 「宇部市による出前授業の取り組みについて」

2019年07月05日

宇部市による出前授業の取り組みについて、宇部市廃棄物対策課の上田さんから「宇部市の3Rの取り組み紹介」に関して説明がありました。

宇部市の平成29年度のごみ総排出量は、1人1日当り1,029g、全国平均は920gです。都市の規模や形態、事業系ごみの出方などの違いから、簡単には比較できないということですが、ごみ減量は重要な課題です。
4人家族の一年間のごみ処理に要する費用は、約4万4千円。平成29年度の経費は18.4億円だそうです。

家庭から出てくる燃やせるごみは、ごみ総排出量の約5割をしめているということから、宇部市は、家庭からの燃やせるごみの減量を進めています。ダンボールコンポストや生ごみの水切り、又ごみの分別・リサイクルの推進などです。


廃棄物対策課は、自治会や小学校へ出向いてごみ分別の出前授業を行っています。
ごみ減量やリサイクの重要性を説明するだけでなく、小学校へはごみ収集車を持ち込んでいるとのことです。
言葉や数字だけでなく、パッカー車が動く音だとか、ごみを機械的に掻き込んだりする様子を見ることにより、子ども達が受けるインパクトは大きいと思います。

また、ダンボールコンポストの説明会も実地に行っているとのことです。

実物に触れる意味は大きく、言葉だけでは伝わらないものを伝えることができ、ESDには有効な手段だと思います。

みんなで減らそう!1人1日100g

食べ残しをしない、水を切る、ごみを分別してゴミステーションに出す。
まずは、一人一人がごみ減量を意識して、できることからはじめることが大切ではないでしょうか。(N)

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