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10月10日研修ツァー2日目、みなまたエコタウンの家電リサイクル工場を見学しました。
2018年10月20日
10月10日宇部環境国際協力協会20周年の一環として企画された研修ツァー2日目、みなまたエコタウンの家電リサイクル工場を見学しました。
写真はみなまたエコタウンの工場群を示したものです。右下に、前日に見学した、水俣川河口左岸の水俣市環境クリーンセンターの煙突が見えます。
エコタウンが近いので、環境クリーンセンターとしても、資源物の運搬等、コスト面にも有利な面があると言われていたことを思い出します。
同じく下の方に、みなまた環境テクノセンターがありますが、ここでも、すでに報告した吉永商会と同じく、堆肥化が行われています。しかしここは方式としては方式はと、左下の別枠、水俣港近くには浄化槽汚泥等を原料とした(株)アールビーエス月浦センターの有機肥料製造施設や、使用済みオイルのリサイクルや(株)田中商店の古紙リサイクル施設と、びんのリユース・リサイクル施設、そのほか廃プラリサイクル、ペットボトルリサイクル施設もあり、なるほどと思われる。
さらに、事業系の生ごみなどを原料にした堆肥製造を行っている(株)環境総合技術センターの工場もエコタウンの近くにあり、吉永商会も合わせて、水俣市は随分有機廃棄物の資源化についても恵まれていると言える。
近くにあれば、他にも色々見学に行くといいよいいと思います。
今回はみなまたエコタウンのなかの、アクトビーリサイクリング株式会社の家電リサイクル工場一カ所しか、見学できなかった。
家電4品目については、九州全域について、日立、三菱、シャープ、ソニー、富士通のBグループに属する製品のリサイクルが行われている。
冷蔵庫、エアコン、洗濯機、テレビ、小型家電の、多様なリサイクルが行われており、短時間の見学では、なかなか全体を理解することは難しかった。
以下、見学時いただいた、資料のコピーである。
洗濯機については、バランサーとして塩水が入っていることは知らなかった。
どの品目についても、「分ければ資源」 というように、手解体を含め、できるだけ丁寧に分別してリサイクルに回すことが行われている。
冷蔵庫やエアコンについては、フロン類の回収が注意深く行われていて、フロン類の種類も多様であること、冷蔵庫については冷媒フロンのみでなく、断熱材フロンについても回収が行われていることを初めて認識した。
フロン類に関しては、稿をあらためて、復習したい。
だいたい、手解体、破砕、機械選別、さらにモーターやコンプレッサーなど個別専用の破砕などを経て、できるだけ資源価値を高めて、再利用に回される。
なお、小型家電製品の引き取りは、主として南九州三県から行われ、北部四県は北九州エコタウンに集まる。アクトビーは昨年500トンの目標に対してほぼ500トン集荷している。もちろんその他民間企業でもやっているところはある。
いまのところ排出者は自治体の収集システムや大型電器販売店でも無料でひきとってくれるが、リサイクル業者は、希少金属の売上で何とかやっていける状況にあるかと思われる。
パソコンのリサイクルでは、基板、液晶、プラスチックに分けて回収される。
なお、ハードディスクは、機械で穴を空けて、読み取りできないようにされています。
テレビはブラウン管テレビと、液晶テレビの説明図もありましたが、紙面の都合上、省略した。
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