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環境サロン「3・11以後の暮らしと環境問題 第7回 原発に頼らない地域の自立とは?」
2012年02月10日
原発立地地域は、周知のように、危険な原発と引き換えに交付金・助成金、電力会社からの寄付金を投入されてきました。
それが、どんな結果を生んだのか?
上関町祝島は、それらを拒否し、独自のあり方を追及してきました。それは、どうして可能だったのか?
環境サロンもいよいよ終わりに近くなってきました。
原発事故という悲惨な結果と今なお福島の現地は、放射能汚染の問題を筆頭に解決していない問題が山積しています。
そんな中で、私たちは、明日の未来を語ることができるのか。
話題提供を行う講師の山口県立大学教授の安渓遊地さんは、次のように述べています。
「絶望的と認めて行動にたちあがることと、絶望して座り込むことはまったくちがいます」、と。
また、安渓さんは、好んでルイ・アラゴンの詩を引用します。
「教えるとは、希望を語ること、学ぶとは、誠実を胸に刻むこと」
安渓さんは、山口県立大学にあって、現在、地域学研究を講じています。
専攻は文化人類学。文系理系をまたぐ研究者として、環境論の造詣も深く日本生態学会の会員として上関の生態保全への活動は、多くの研究者の力を総合化するものでした。
そのような蓄積を踏まえ、未来型の地域社会について、地域自立の条件について報告してもらう予定です。さあ、安渓さんはどんな希望を語るのでしょう。
人となり、最近の取り組みなどは、安渓遊地さんのホームページをご覧ください。
http://ankei.jp/yuji/
みなさんの環境サロンへのご参加をお待ちしています。
とき:2月16日(木)午後7時 安渓遊地 教授
ところ:いずれも、環境学習館・銀天エコプラザ
この安渓さんの似顔絵は、ゼミ生の教育実習の指導に地元の宮野中学校へ行ったとき、ちょっとオカリナを吹いているあいだに生徒さんの一人が書いてくれたものだそうです。
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