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レスポンシブル・ケアって何?
2017年11月11日
10日午後1時30分から
「第11回レスポンシブル・ケア山口西地区地域対話」が
ANAクラウンプラザホテル宇部 国際会議場で開催されました。
地元の化学工業会社(社団法人日本化学工業協会会員企業)との対話です。
私は「うべ環境コミュニティー=市民団体」の一員で参加させていただきました。
参加者は自治会、市民団体、行政、教育、関連団体、山口西地区会員企業、報道関係でした。
教育の中に「宇部工業高等学校」の生徒さん達がたくさん参加されてました。
『レスポンシブル・ケア』って何でしょう?
資料より:
化学工業界では、化学物質を扱うそれぞれの企業が化学物質の開発から製造、物流、使用、最終消費を経て廃棄・リサイクルに至る全ての過程において、自主的に「環境・安全・健康」を確保し、活動の成果を公表し社会との対話・コミュニケーションを行う活動を展開しています。
この活動を『レスポンシブル・ケア』と呼んでいます。
歴史:
35年前の1985年にカナダでレスポンシブル・ケアが誕生しました。
1989年に国際化学工業協会協議会設立、レスポンシブル・ケア活動の世界展開の開始
1995年社団法人日本化学工業協会(日化協)内に日本レスポンシブル・ケア協議会設立
2010年日化協レスポンシブ・ケア委員会(RC委員会)に組織変更 現在に至る。
第11回では
基調講演
①「暮らしに役立つ高分子ー身近なものから、最先端まで」
山口大学大学院創成科学研究科 教授 堤 宏守先生
②「臭気問題への取り組みー測定・評価・対策の基礎と最近の展開」
山口大学大学院創成科学研究科 准教授 樋口 隆哉先生
お2人の先生のご講演の後に、
地元企業のレスポンシブ・ケア活動の取り組み状況が発表されました。
①宇部興産(株)宇部ケミカル工場
②UMG ABS(株)宇部工場
③日産化学工業(株)小野田工場
その後意見交換会がありまして、
自治会関係者や市民団体のうべ環境コミュニティー薄井館長から活発な質問がありました。
化学工場近隣の自治会関係者の方々の(環境・安全・健康)に対する、代表者としての姿勢を感じました。
企業側との対話がしっかりできた会でした。
聞くのが精いっぱいの私ですが、有意義な時間でした。参加出来て良かったです。(Y)
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