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JC×ときわ公園 サマーフェスタ2017 に参加しました。
2017年08月27日
8月26日(土)に開催されたサマーフェスタ、ときわ公園内を大きく7カ所などにエリア分けして盛りだくさんに行われたようですが、うべ環境コミュニティーは、JCの依頼を受け、宇部市上下水道局の全面的な協力を得て、湖水ホールで、「水の浄化」に関するエコ教室を実施しました。
隣接の大ホールでは絵画コンクールの展示が行われていて、多くの家族連れが来られていて、がんばって勧誘してもらったおかげで、予想外に多くの参加者がありました。
宇部市上下水道局は10時、13時、14時、15時の4回、実施していただきました。
実際の広瀬浄水場の主要な浄水過程を、こども達に自ら実験してみて、納得させる工夫がされていて、親子連れにも大好評でした。
これまで毎年、小学校の社会見学に合わせて、出前授業を10校前後実施してきておられるので、すぐれたプログラムになっています。
今回は、従来のカビ臭に加えて、腐植質による水の着色を除去することも同時にやっていただいました。
まずペットボトルの蓋を開けさせ、カビ臭を臭わせた後、着水井で実際の浄水場で加えている粉末活性炭を加え、振り混ぜてから、もう一度臭いをかがせ、においが無くなったことを確認させます。
次いで、高分子凝集剤であるポリ塩化アルミ(PAC)溶液を加えて、急速攪拌、緩速攪拌を燃して、振り混ぜさせ、しばらく沈殿させます。
最後に砂ろ過をして、透明な切れ波図が得られることを確認します。
うべ環境コミュニティーからは薄井館長が、水に関するクイズを考えさせながら、水の大切さについて説明され、その後、泥水を用いて、用意した砂ろ過、活性炭ろ過、ろ紙によるろ過のうち、どの順序でよりきれいな水が得られるかを実験しました。
クイズは結構レベルの高いもので、全問正解者は1人だけだったかな。こどもが意外に小さかったので、ちょっとむずかしかったかももしれません。
上下水道局からは、6名の方が来ていただき、1回終わるごとに、実験に使う原水の調製や、ろ過砂の掻き取りなどの裏方作業をしていただきました。
下段の写真は事前に東京蒲田の黒湯温泉から送ってもらった腐植質の含まれた黒い水を、ときわ湖の水に3%程度混合しておられるところです。
上の写真はカビ臭の成分であるジオスミン溶液をマイクロピペットで注入されているところです。
ご協力いただいた方々、たいへんありがとうございました。
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