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8月20日に小野湖の小入江で回収したごみの分別計量作業の結果です。
2017年08月24日
現場作業の報告はすでにしましたがhttp://www.ubekuru.com/blog_view.php?id=4622、
分別計量は8月23日の午前中に行いました。
小入江は、赤い矢印で示した場所です。幅15m程度の小さい入り江です。
結構いいモニタリングの場所になるように思います。ただ、水位によっては長めの長靴と、長めのひっかき棒が必要です。
黄色い矢印は大勢の参加者が回収作業に当たられた主な回収場所です。
我々の調査では、竹やヨシ、木の枝など、自然のものは回収しません。
これらは本来、いずれ分解され、海に流れていって、植物プランクトンの栄養になり、魚に変わったりします。主回収場所では、飯森木材(株)が破砕後、コンポストにしていただいています。
小野湖の水はこの時期、結構植物プランクトンが多く、水の色は黄緑色をしています。湖は富栄養、海は貧栄養の傾向がありますので、できるだけ、海の栄養になる物質はダムの下流に流せるよう合理的な対策を考える必要があると思います。
堆積ごみの中で、目立つものとしては、ペットボトル、発泡スチロールの破片、弁当トレイの破片、栄養ドリンクのガラスビン、肥料袋などです。
アルミ缶は今回少なめです。ボール、履き物など生活雑用品も多いですね。
分別、計数、計量してもやせるごみ用ボランティア袋4、もやせないごみ用ボランティア袋2、資源ごみ1、危険ごみ1、石油系オイルの入ったプラ缶に最終仕分けしました。
石油系オイルの入った容器はどう処分していいか迷います。
ツィッターで、分別計量に興味ある人の参加を呼びかけましたが、誰も来てくれませんでした。学習館の職員2名の方に手伝ってもらい、無事作業終了できました。
分別計量の結果として、個数と重量で組成を示しています。
総個数は636個、発泡スチロール破片と、弁当殻・トレーの破片が、小さい破片を含んでいるので、32%、31%を締め、次いでペットボトル12%、ガラスビン7%、その他道具類7%です。
肥料袋2%ですが、面積が大きいので目立ちます。
一方総重量は24kgで、そのうちガラスビンが29%、中身の入った者を含むその他プラ容器16%、その他道具類14%、発泡スチロールがいくらか水分を含んでいるため7%、肥料袋6%、測量杭6%などでした。
(次報に続きます。)
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