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地域活性化に向けた協働取組の加速化事業 第一回連絡調整会議が開催されました(7/12)
2017年07月14日
平成29年度地域活性化に向けた協働取組の加速化事業「こども達の生きる力を育むための地域教育向上プロジェクト~新たな宇部方式の構築」の第一回連絡調整会議が、宇部新川ふれあいセンターで開催されました。
同プロジェクトでは、この取組みを推進するため、「ESDの人材活用システム化」部会、「自然共生」におけるESD推進部会、「エネルギー・リサイクル」におけるESD推進部会の三つの部会を設けています。
連絡調整会議では、それぞれの部会での協議状況の報告やプロジェクトの事業計画などについて説明が行われました。
このプロジェクトには、市内の環境関連団体や宇部市、宇部市教育委員会、市内の大学や高等学校など多くの関係者が参加しています。
この取り組みは、環境保全について、自ら学び、考え、行動する人づくりを通じて、コミュニティパワーや、「民」の力で、産官学の協働による新しいスタイルの「宇部方式」を構築すること。また、産学官民の協働取組体制により、宇部市内の各環境学習拠点の相互に連携した効果的なESD(Education for Sustainable Development)環境学習の推進体制を構築することを目的としたものです。
これは、宇部市を環境学習・ESDの先進地とし、地域教育力を向上させるものです。
環境省の資料によれば、ESDとは、持続可能な社会、つまり「自然が豊かで、産業が元気で、誰もが未来を描ける、誇りと助けあいに支えられ、子孫の世代まで安心して暮らせる社会」を構築していくための人づくりです。
つまり、「私たち一人ひとりが世界の人々や将来世代、また環境との関係性の中で生きているということを認識し、行動を変革することが必要であり、そのための教育」ということです。
(環境省資料“地球と地域の未来をつくる「学び合い」と「人づくり」”より)
https://edu.env.go.jp/desd/esd_data_140328.pdf
会議の中では、宇部市における環境教育の取り組み方法や人材・教材の活用、又今後の新たな取組みの効果を測る評価の重要性など、具体的な意見も出て、議論が進みました。
私たちが今後も豊かに生活していくためには、地球温暖化、生物多様性の劣化、経済格差など多くの解決しなければならない問題があります。未来を見据えた教育の在り方の議論は、多くの分野にわたり、大変複雑なものですが、それだけにとても重要で、今始めておくことは大変意義あることだと思います。(N)
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