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10月19日第7回環境サロンはみやま市、大牟田市へ見学バスツァーでした。

2016年10月21日

宇部環境国際協力協会主催/うべ環境コミュニティー共催で、宇部志立市民
大学環境学部OB会が企画協力していただきました。

1カ所目は、みやまスマートエネルギー株式会社で、昨年ですか、一度宇部市が招いて公園をお聴きしたことのある磯部社長直々に説明いただきました。

市長の先見の明と、日照時間、市の遊休地などの好条件もあって、いち早く、市が中心となって、5,5MWのメガソーラーが建設されたそうです。

これをベースとして、大規模HEMS情報基盤整備事業に取組み、大変多角的な、生活総合支援サービスが行われています。福島のバイオマス発電を利用している東京都の電力バイバイ事業の管理も請け負っているとのこと。

電力小売り用の、ベース電源や不足電源を、できるだけ環境に優しい風力等再生可能エネルルギーに替えて行きたいということです。鹿児島県大隅地方には26MWの風力発電があるようです。

沖縄をのぞく日本で、電力料金は年間20兆円だそうですが、うち半分は発電所のメンテナンス、半分は海外からの燃料購入を含む、電気をつくるためのお金であり、人口38000人のみやま市でも40億円のうち18億円が化石燃料等の支払いに海外へ流出しているとされました。

みやまスマートエネルギー(株)は発足してまだ2年も経たないそうすが、25名の従業員がおられ、地域活性化に貢献されています。

エネルギーの地産地消とそれをベースにした六次産業化がキーワードですね。

市役所からほど遠くない場所に、5.5MWの太陽光発電がありました。市が中心となった別会社が設置した施設らしいですが、10億円かかったそうです。

見学終了後、われわれのバスが見えなくなるまで、見送られた磯部社長の姿にも感心しました。

創業精神、優れた経営感覚にも感心しますが、社会貢献を考えたやる気と情熱、人柄が大事なんだと思います。

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