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今日は世界水の日
2016年03月22日
1992年6月にブラジルで開催された地球サミット(環境と開発に関する国連会議)では、21世紀へ向けての行動計画(「アジェンダ21」)が採択され、この中で世界水の日を制定するように勧告されました。
そして、1992年12月に開催された国連総会本会議において、1993年から毎年3月22日を「世界水の日」とすることが決議されました。
水は、我々人類を含むあらゆる生物の活動の源であり、水なしでは日常生活や経済活動を営むことはできません。
まさに、人間の歴史は水の恵みのもとで始まり、水に支えられて発展してきたといっても過言ではありません。
そして、今日、我々の生活水準が向上し、経済社会が高度化してきたなかで、水はますます我々の生活にとってかけがえのないものになっています。
このような水の大切さを、我々はともすれば忘れがちです。今後、より豊かで潤いのある生活を送るためには、各人それそれが水の大切さを自覚し、その貴重さを踏まえた行動をとることが必要となっています。
現在、全世界で11億人の人々が安全な飲料水を得ることが出来ていないといわれています。
「水の惑星」といわれるように、約14億立方キロメートルもの水が豊富に存在する地球ですが、水の大半は海水で、淡水は全体のわずか2.53%だそうです。
そのうえ、この淡水の約3分の2は氷河および万年雪の中に封じ込められており、地下水、河川水や湖沼水等として存在する量は地球上の水のわずか約0.8%です。
その上、私たちが利用できる水資源はその一部にすぎません。
加えて、生活水準の向上に伴う一人あたりの水利用量の増加、総人口の増加は将来益々の水の需要が増えてきます。
アフリカ、西アジアや南アジアを中心に多くの人が水不足に苦しみ、やむなく汚水を生活用水と使っているのが現状です。
汚い水を洗濯や食事や飲み水のために利用されなければならない為に毎日世界で4000人の子ども達がが、汚い水や不十分な公衆衛生に関連した病気で亡くなっているとのことです。
とかく我々の住む日本は世界の他の地域に比べて降水量が多いこともあって、知らず知らず多くの水を使っている。
今一度、水の大切さ、そして多くの人たちが衛生的で安全な水を得ることができずに生活をしていることに思いをはせ、水の節約に心がけたいと思います。(P)
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