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リアウ大学のセミナーで森林火災のことなどについて学びました。

2015年11月06日

昨日工学部で行われたリアウ大学の先生方によるミニセミナーに参加しました。

先日紹介した新聞記事で、インドネシアの森林火災によるCO2が日本の排出量を上回っていることを紹介しましたが、スマトラ島にあるリアウ州はそカリマンタン中南部とともにの主な排出源になっています。

工学部の山本研究室ではこの2ヶ所について継続して調査をしています。

アドゥリアント工学部長の講演で、驚いたのはインドネシアのパームオイルの38%、サゴデンプンの55%がリアウ州で生産されているということでした。


これらの工場から排出される廃液を利用して、バイオガスを発生させ、不足している電力を発電する研究をされています。面積9.5万km2、人口5百万人の州のピーク電力が34万kWと言うことにも少し驚きました。

工学部の今井研究室はこのような研究もしていますので、協力の可能性があります。

二題目のモニタさんの講演では、泥炭湿地の酸性の泥炭水のために通常のコンクリートでは、劣化が激しく、ケイ酸アルミを主体としたジオポリマーで強化したコンクリートの開発研究にういて話されました。

ケイ酸アルミの供給源として、紙パルプ工場の発電ボイラーから出るフライアッシュとパームオイル工場から出るフライアッシュが使えるとのことです。

三題目のアリさんは、森林火災のヘイズが広範囲に影響を与えていること、オイルパームプランテーションの拡大等が大きな影響をあたえていることを話されました。

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