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今日9月23日は「海王星の日」です

2015年09月23日

 1846年のこの日、ベルリン天文台のガレが海王星を発見した。

 この海王星の発見にはさかのぼること65年前の1781年の天王星の発見がかかわっている。

 天王星の発見以降、そのその軌道がニュートンの天文力学に合わないのは、その外側にさらに惑星があるためだと考えられていた。

 そのためいろいろな科学者が天王星の軌道の乱れ等を元に未知の惑星の大きさや軌道・位置を計算した。

 そして、フランスのル・ベリエが計算で予言した場所に新しい惑星が発見された。

 イギリスのアダムスもその場所を突き止めていたため、ル・ベリエとアダムスが共同発見者とされている。

 さてその海王星とはどんな星でしょうか。

 太陽系の太陽に近い方から8番目の惑星であり、太陽系惑星の中では最も太陽から遠い位置を公転している惑星です。

 海王星の公転周期は約165年であり、なんと2011年7月12日に発見後ようやく太陽を一周し、最初に発見された時点の位置に戻った。

 名称のNeptuneは、ローマ神話における海神ネプトゥーヌスにちなんで名づけられました。

 1977年に打ち上げられたNASAの無人宇宙探査機、ボイジャー2号の接近で海王星のかなりの事が分かってきました。

 海王星は巨大な氷惑星で、太陽から非常に離れているため、わずかな熱しか受けていないので表面の温度は-218℃である。

 しかし、中心部の温度は、約5,000℃と高温が保たれており、 内部の構造は天王星と似て、氷に覆われた岩石の核を持ち、厚い大気が存在していると考えられている。

 海王星の大気には、水素が84%、ヘリウムが12%含まれ、メタンも含まれており、「天王星と同じく大気に含まれるメタンの影響で美しい青色をしている。

 大気圏下層のより暗く高温の層は、徐々に凝縮して液体のマントルとなり、地球 10~15 個に相当する質量を持ち、水・アンモニア・メタンに富んでいる。

 中心の核は鉄、ニッケル、ケイ酸塩で構成され、地球のそれの1.2倍の質量を持ている。

 今、外は雨であるが、壮大な宇宙からすればすぐそこにあるような海王星、しばし空想の世界で海王星を楽しんでみたい。(P)

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