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日本で8か所目の世界ジオパークに北海道のアポイ岳が認定される
2015年09月20日
昨日のニュースです。
皆さんジオパークという言葉をご存知でしょうか。
「ジオ(地球)に関わるさまざまな自然遺産、たとえば、地層・岩石・地形・火山・断層などを含む自然豊かな「公園」のことです。
山や川をよく見て、その成り立ちに気付くことに始まり、生態系や人々の暮らしとのかかわりまでをつなげて考える場所です。
足元の岩石から頭上の宇宙まで、数十億年の過去から未来まで、海や山の大自然からそこに暮らす生き物と人々までを一つにして考える。
つまり地球を丸ごと考える場所、それがジオパークです。(日本ジオパークネットワークHPより)
始まりは2004年に国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の支援により、世界ジオパークネットワーク(GGN)が発足し、ジオパークを審査して認証する仕組みが作り上げられた。
ジオパークの活動はヨーロッパで始まり、今はヨーロッパと中国に多くのGGN加盟ジオパークがあります。
日本では、2008年に国内の認定機関として日本ジオパーク委員会(JGC)が発足し、JGCが2008年に認定した地域により、2009年に日本ジオパークネットワーク(JGN)が設立された。
これまでに国内では次の7か所、洞爺湖有珠山、糸魚川、山陰海岸、島原半島、室戸、隠岐、阿蘇が世界ジオパークネットワークに加盟認定されています。
今回の北海道のアポイ岳の認定が国内で8か所目に当たります。
ジオパークの活動には下記の3点が主にあげられます。
1.保全(conservation) :地元住民が大地の遺産を保全する。
2.教育(education):大地の遺産を教育に役立てる。
3.ジオツーリズム(geotourism) :大地の遺産を楽しむジオツーリズムを推進し、地域の経済を持続的な形で活性化する。
日本ジオパークには現時点で39地域(世界認定8地域を含む)が認定されており、山口県関係では初めて日本ジオパークにMine秋吉台が今年認定されました。(P)
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