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今日の新聞記事から

2015年07月08日

今朝の朝刊には重要な環境問題に関する記事がたくさんありました。

ます一つ目、「土を守る」といってもピンとこないかもしれませんが、豊かな土は文明の基本です。アジアの土は西欧の土に比べると、四千年にもわたって肥沃な土壌が維持されてきました。

人間の手足ほど優れたセンサーはありません。

こども達に、小学校低学年のうちに全員、土と直接触れる体験をさせることが非常に重要だと思います。一部の恵まれたこども達だけが、優れた体験学習をうける傾向があるように感じますが、全員ということがだいじだと思います。

福島の農産物ぬ風評被害という場合の風評という言葉は、土の汚染を広げないという意味からもよく吟味が必要です。

二つ目の記事は、ツキノワグマの保護と野生動物の有害性の間の調整の問題です。

難しいことですが、人間だけの生命・生活のことだけではなく、他の生き物たちの生命の尊厳についても、よく考える必要があります。

人を襲った熊は捕殺してもよいということも、ほんとうは一概には決めつけられないのではとも思います。

自然共生、生物多様性に関するむずかしい問題です。

三つ目の記事は、原発再稼働の問題です。

見出しにあるように、原発ごみの行き場が、確保されていないこと、確保されていたとしても1万年以上にわたって、人間が管理しなくてはならないような、ごみを後生に残すということを考えなくてはなりません。

人が増えすぎた上に、生活が贅沢になり、環境問題は一見改善されているように見えますが、深く潜行してむずかしくなっています。

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