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紫陽花の季節
2015年06月03日
昨日からの梅雨入りを如実に示すがごとく、昨日から夜半にかけて雨、そして雨はあがったもののどんよりした雲が空全体を覆っている。
そして梅雨の花と言えば第一に上がるのが紫陽花、わがまちなか環境学習館のある中央街区公園にも何本かの紫陽花の花が待ってましたとばかりにつぼみが咲き始めている。
学習館の窓際にあり、ときおり息抜きに目を和ませてくれる紫陽花です。これからが本番となります。
学習館から少し離れた木陰では紫陽花とつつじが共演しつつあります。
紫陽花の原産地は日本、そして日本には10数種が自生している。
原種はガクアジサイといわれ花の色は青紫色とされている。
日本、ヨーロッパ、アメリカなどで観賞用に広く栽培され、現在では多くの品種が作り出されている。
紫陽花は土壌のpH(酸性度)によって花の色が変わり、一般に「酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」になると言われている。
また、花色は開花から日を経るに従って徐々に変化し、最初は花に含まれる葉緑素のため薄い黄緑色を帯びている。
時間の経過とともにしれが分解されていくとともにアントシアニンや補助色素が生合成されて、赤や青に色づいてくる。
さらに日が経つと有機酸が蓄積されてゆくため、青色の花も赤味を帯びるようになる。
これは花の老化によるものであり、土壌の変化とは関係なく起こるものである。
きれいな花には毒があるのたとえではないが紫陽花は毒を持っていることも良く知られている。
ウシ、ヤギ、人などが摂食した場合、過呼吸、興奮、ふらつき歩行、痙攣、麻痺などの症状が出て、最悪の場合死亡するという。
そんな紫陽花、花言葉もたくさんあるようです。
「移り気」「冷淡」「辛抱強さ」「冷酷」「無情」「高慢」など、「移り気」は紫陽花の花の色が咲き始めてからだんだん変化することに由来するので、また、「辛抱強さ」は紫陽花の咲いている期間の長さによるものでしょう。(P)
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