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温暖化は依然として

2015年04月08日

 今日4月8日、関東地方では真冬並みの寒さ、平野部では雪にも、宇都宮で2cmの積雪があったといったニュースが流れていた。

 こんな突発的な天候の異変はあるものの、昨日にはこんなニュースも流れていた。

 【AFP=時事】カナダ西部にある氷河は今後85年でその大部分が融解する可能性が高い──

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150407-00000009-jij_afp-env

 このような研究論文が6日の英科学誌ネイチャージオサイエンス(Nature Geoscience)に掲載された。同山岳地域は世界的な景勝地としても知られる。

 「カナダ・ブリティッシュコロンビア大学(University of British Columbia)のギャリー・クラーク(Garry Clarke)教授率いる研究チームが発表した論文によると、同国アルバータ(Alberta)州とブリティッシュコロンビア(British Columbia)州の氷河は2100年までに、2005年の水準と比較して面積で75%、体積で70%縮小することが予想されるという。

 研究対象となった3地域のうち2地域では、氷河の減少はさらに劇的となる恐れがあり、90%以上の縮小もあり得るとされた。」

 やはり、今日のような突発的な寒さは起きるものの、温暖化は着実に進んでいるようです。

 そんなことで地球の気温の変化を見てみると。

 世界の年平均気温の偏差の経年変化(1891〜2014年) 気象庁

 「2014年の世界の年平均気温(陸域における地表付近の気温と海面水温の平均)の1981〜2010年平均基準における偏差は+0.27℃(20世紀平均基準における偏差は+0.63℃)で、1891年の統計開始以降、最も高い値となりました。

 世界の年平均気温は、長期的には100年あたり約0.70℃の割合で上昇しており、特に1990年代半ば以降、高温となる年が多くなっています。」

 やはり、ときおり気温の寒暖差はあるものの、長期的には温暖化は着実に進んでいるようです。(P)

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