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ふるさと水辺交流会に参加し、シャンティ山口の佐伯昭夫さんの話を聴きました。

2013年05月26日

5月25日(土)山口県旧県議会議事堂で、表記の講演会がありました。ふるさと水辺交流会は日本河川協会の地方支部組織的な任意団体で、安全な川、豊かな川にするための提言をしたり、河川文化をの発展のための活動が行っており、県庁河川課が事務局をしています。講演会ではシャンティ山口の佐伯昭夫さんが、長年タイ北部の少数民族モン族の村で地道な支援活動を行ってこられた経験について話されました。

これまで安藤さんを通して、エコトイレの普及の印象が強かったですが、その前の7年間かの幼稚園の建設支援や、そこでの子どもの成長に刺激された女性達の識字教育、これまたそれに触発された男性達の多角農業への取組、さらには近隣地域へのその波及効果などの部分が非常に印象に残りました。

まさに言われるとおり、一方的に移転しようとするだけの援助では定着せず、センサーイ村の場合も一カ所に支援を集中して13年かかってこういう状態まで来た。人の手を借りず、自分たちでやらなければ長続きはしないといわれた教訓が一番心に響きました。

シャンティ山口のホームページには、次のようなメッセージがあります。
~共に生きよう、分け隔てなく~
なぜ?どうして?
世の中の出来事に関心を持ち、
そして疑問を持ち、
知恵を出し合って皆で考え、
宗教、民族、国境を越え
そして一人ひとりの人間として
自分にできる身近なことから実践しなければ、何も変わりません。
地球の未来は、今に生きる私たちそのものですから・・・

「うべっくる」ではみなさまのご意見やコメントを期待しています。

(文責:浮田)

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